縁起のいい和菓子の手土産

虎屋 季節の生菓子 粽(ちまき) 虎屋 5月1日から5月5日までの5日間限定販売の生菓子、粽。 端午の節句の厄除けとして、宮中では平安時代から取り入れられていたとされる粽。 左から、羊羹粽：葛に餡を煉り合わせて作られた柔らかい羊羹を食べているようです。 真ん中は、水仙粽：水仙は葛製のお菓子の別名で、虎屋の生菓子に数多く使われている名称で、葛製の粽です。 一番右は、白下糖入り外良粽：しろしたとうと読むそうですが、サトウキビから搾り汁を取って釜で炊き上げて、それを冷まして糖蜜状態にしたものをいうそうです。その白下糖を入れた外良です。黒糖風味です。 5日間しか販売されない希少性の高いものですので、和…

虎屋 季節の生菓子 柏餅 御膳餡(かしわもち ごぜんあん) 虎屋 4月21日から5月5日までの期間限定販売生菓子、柏餅 御膳餡。 こうして和菓子を毎日食べるきっかけになったお菓子が、この虎屋の柏餅・御膳餡でした。知り合いの人に「和菓子を食べるなら虎屋の柏餅を食べなきゃ始まんないよ」と勧められて、これほど美味しい和菓子があるのかと感激しました。 今でも会期中に3回は、予約購入して食べています。今年も5日まで、あと少しになりました。柏の葉が次の葉が生えて来るまで落ちないことから、子孫繁栄の縁起のお菓子であるということも、とても気に入っていて、周りの人にこの虎屋の柏餅をお薦めしています。餅生地がどこ…

虎屋 季節の生菓子 柏餅 味噌餡(かしわもち みそあん) 虎屋 4月21日から5月5日までの期間限定販売生菓子、柏餅 味噌餡。 まろやかな風味の味噌餡を新粉を使った餅製の生地で包んだ美味しい柏餅です。味噌餡の生地は黄色の色素が含まれています。関東は餅生地ですが、関西は外郎製の生地で餡を包み込んでいるそうです。 個人的に、虎屋の柏餅が最も好きで、その理由は、このしっとりもっちりとした生地の美味しさにあります。上質な和菓子として、お土産にして必ず喜ばれると思います。 縁起のお菓子として男の子がいるご家庭には、さらに喜んでいただけると思います。 セット販売になっているので、持っていく先の人数を意識し…

小布施堂 季節の和菓子 栗あん柏餅(くりあんかしわもち) 小布施堂 4月5日から5月5日までの期間限定販売生菓子、栗あん柏餅。 よもぎを入れて作った草餅の生地で、栗の粒が入らない栗あんを包み込んであります。それを柏の葉で挟んだ柏餅で、小布施堂ならではの柏餅です。 小布施堂の生菓子は小豆の餡の代わりが栗あんになっているものが大半で、お土産としても、少し目先の変わったものを使いたい時に重宝します。栗あんも小豆に餡に劣らず美味しくいただけるので、お菓子としての味わいも十分に楽しめます。 端午の節句の縁起菓子ですので、みなさんに喜んでいただけると思いますし、小布施堂は購入できる店舗数も少ないので、希少…

鈴懸 季節の上生菓子 鬼・お多福・升（おに・おたふく・ます） 鈴懸 1月25日から2月3日までの期間限定販売上生菓子、鬼・お多福・升。 節分の上生菓子です。きんとん製で角には昆布が使われている鬼、優しい顔の薯蕷饅頭で出来たお多福。エンドウ豆と大納言がぎっしり詰まった升。どれも邪気を祓い、福を呼び込む節分には欠かせないラインアップです。 遊び心があるお菓子だけに、お土産にしても喜ばれること間違いなしです。できれば、2/3のお土産に使いたいところです。どれも美味しい、縁起のいい和菓子です。

鈴懸 季節の生菓子 甘酒饅頭（あまざけまんじゅう） 鈴懸 1月上旬から下旬までの期間限定生菓子、甘酒饅頭。 典型的なお饅頭の形をしたお饅頭。ほんのり酒粕の香りがしますが、上品な甘さのこし餡をやわらかい山芋も入った皮で包み込んでいます。 アルコール分は含まれていないので、ほぼ万人受けするお饅頭ではないでしょうか。ひな祭りの時のお土産でもいいかもしれませんが、そこまでは販売されていません。 ただ、時々通年販売として紅白で売られていることもありますので、時々鈴懸の売場をのぞいて見てください。今は、苺大福で行列ができています。

老松 1月の限定生菓子 於福(おふく) 老松 1月の期間限定生菓子、於福。 節分に豆まきをする「鬼は外福は内」の鬼のお面に相対する形で福のお面と考えられるおかめを模したのではないかと思われます。薄くほんのり、口元にピンクの色が差されています。 薯蕷饅頭ながら中の餡はピンクの餡で、口元のピンクと連動しています。美味しい福は内になっています。 鬼のお菓子も販売しているメーカーがあるので、お菓子で節分を表現してお土産にされてもいいかもしれませんし、於福だけでも福を運んでくれるので、喜んでいただけると思います。