私は、老人ホームで介護士として働いている「かいごの木」です。入居者の方々の生活を支える仕事で、大変なことも多いですが、その分、やりがいも大きい仕事です。 介護の仕事をする中で、私は「介護は人生の縮図だ」と感じることがよくあります。 入居者の方々は、誕生から老年期までの人生を歩んできました。その中で、喜びや悲しみ、苦しみや幸せなど、さまざまな経験をしてきました。 介護の仕事では、そんな入居者の方々の人生の最後の部分を支えることになります。 そのため、介護の仕事をするためには、入居者の方々の人生を理解することが大切です。 入居者の方々の人生を理解するためには、まず、その方々の過去の経験話を聞くこと…