今年第1回の西東京市議会定例会は2月26日開会し、会期を3月26日までの30日間と決めた後、池沢隆史市長が施政方針を述べた。 施政方針では、まちづくりへ若者が積極的に参画してもらうことを新たな政策の柱に掲げた。 これまで掲げてきた「子どもが『ど真ん中』のまちづくり」では妊産婦、子育て家庭、子どもを一体的に支援する「こども家庭センター」を新設し、児童虐待の未然防止をめざす。公立小中学校の給食費は子どもの数や世帯の所得に制限のない完全無償化を実施する。 環境施策では小学生とその保護者を対象に、友好都市の山梨県北杜市で間伐材を使った木工体験などを行い、二酸化炭素を吸収する森林の働きを学習してもらう。…