不妊治療を始めてから、もう何年が経ったのだろう…。 「自然に授かるはず」と思っていた頃が、ずいぶん前のように感じます。 タイミング法から始まり、人工授精を経て、体外受精へとステップアップ。 それでも最初の2回の採卵では思うような結果が得られず、卵子の数も受精卵も少なくて、正直心が折れそうになったこともありました。 それでも諦めずに3回目の採卵に臨み、治療法を大きく変更したことで、ようやく受精卵ができて、凍結胚を保存することができました。 「ついに、胚移植に進める」この一歩を踏み出せたとき、今までの努力が少しだけ報われたような、そんな気持ちになりました。 今回の記事では、初めての胚移植のことを、…