身体には連動というものがあって、楽で滑らかで力強い動きには、身体の連動が大きく寄与している。太極拳も同様で、上半身と下半身(腕と足)が繋がって来ると、楽で滑らかで力強い動きに成って来る。 上半身と下半身、腕と足を繋げる為に、最も重要なのは、① 肩関節周りの繋がり(上腕と脇腹の連動)と② 股関節周りの繋がり(腰と大腿の連動)を意識し、より効率的にする事だろう。 上腕がうまく使える様に成れば、脇が立つ感覚が得られ、腰が立つ感覚も得られる様に成って来る。上腕は大腿に対応していて、上腕を使えば、自動的に大腿/内腿/ハムストリングスも起動して来る。これが連動なのだ。 私達はしゃがもうとする時、無意識に両…