京都府舞鶴市にある港湾。港湾管理者は京都府。港湾法上の重要港湾(準特定重要港湾)で港則法上の特定港に指定されている。
江戸時代頃までは北前船の寄港地とも知られ、日本海側でも有数の商業港として栄えていたが、明治時代に日本海側唯一の海軍鎮守府舞鶴鎮守府が開府し、軍港として飛躍的に発展した。現在の舞鶴港は大きく分けて舞鶴東港と舞鶴西港に分けられ、東港が海上自衛隊舞鶴地方総監部が鎮座する軍港として、また近畿圏と北海道を結ぶ長距離フェリーを中心とする国内貿易港としての機能があり、舞鶴西港は中国や韓国などの日本海沿岸の国々への定期コンテナ航路をもつ国際貿易港としての機能がある。また、西港は舞鶴漁港としての機能もある。