テレビが文化の中心。そこに映るキラキラしたアイドル(イメージ) 1980年代。それは、日本全体が「バブル景気」という名の熱狂に浮かれ始め、誰もが未来に夢と希望を抱いていた時代です。街には新しいファッションが溢れ、カラフルなネオンサインが瞬き、そしてテレビからは毎日のようにポップでキャッチーな歌が流れていました。テレビこそが文化の中心であり、そこに映るキラキラした「アイドル」たちは、少年少女たちの憧れの的であり、大人たちにとっても日々の彩りでした。 そんな眩いばかりの時代のど真ん中、1982年という年は、日本のアイドル史において「花の82年組」という伝説を打ち立てました。中森明菜、小泉今日子とい…