先週末10日の日経平均は6日ぶり大幅反落して、終値は422円安の27824円となりました。 ECBが7月に量的緩和を終了して利上げを実施すると表明し、欧州株が下落して、米国株も5月消費者物価指数の発表を前に金融引き締めへの警戒が強まったことでダウ平均が600ドルを超える下落となりました。これらを受けて寄り付きから200円を超える下落となると、その後も下げ幅を広げる展開となりました。大型半導体株を中心にグロース株が下げを先導して、次第に全面安の様相が強まりました。 早い時間に27800円近辺まで下げたところで一時売り圧力は和らぎましたが、押し目買いは限られて安値圏でのもみ合いが続きました。引けま…