★政倫審は2月27日に1度白紙にまで戻り野党も驚いたが、首相・岸田文雄の出席とマスコミフルオープンというウルトラCでしのいだ。だが、政倫審開催にこぎつけるまで、自民党は混迷を極めたといえる。本来の党務を取り仕切る幹事長・茂木敏充の言うことなど党内ではだれも聞かない状態が続き、公明党からも「首相が(出席を)決断する前に、党の責任を預かる方々がもっと主体的に解決すべきだった」(同29日のテレビ番組での党代表・山口那津男)。会見で党副代表・北側一雄も「(自民)党幹部に汗をかく努力が見えたらいいというのが素直な感想だ。実際に汗をかいているように見えるのは、森山総務会長ではないか」と名指しこそしないもの…