あまり見かけないエラー値「#NUM!」 。このエラーが表示されるのは、関数に渡した引数が無効な場合によく見られる。 たとえば 、年数や日数を計算するDATEDIF 関数で「開始日が終了日より後」になっていたり、SQRT 関数で負の数を指定したりすると、数式の計算が成立せずエラーとなる。 また、RATE 関数などの財務関数では、適切な推定値を設定しないと解を導けずに #NUM! が表示されることもある。 これらは一見すると難しそうだが、関数の使い方や仕様を確認すれば、十分に対応可能だ。日付や数値の入力ミスがないか、計算対象が関数のルールに沿っているかを見直すことで、多くのケースは解消できる。 エ…