百人一首第96番目の歌の作者は入道前太政大臣にゅうどうさきのだいじょうだいじん、藤原(西園寺)公経きんつねです。 鎌倉時代初期に栄華を極めた人。藤原公経の山荘を改装したものが、金閣寺として今も残っています。 今回は入道前太政大臣について紹介します。 入道前太政大臣とは 生年1171年、没年1244年。 藤原氏で藤原公経は歴史上二人知られていますが、こちらは西園寺家の祖と言われている方で、西園寺公経とも呼ばれます。 鎌倉幕府との関係が深く、源頼朝の姉を妻としていました。 第3代将軍源実朝が暗殺された時には、自身も積極的に動き、京から将軍を迎え入れさせました。 dantandho.hatenadi…