前回、5月29日に参議院で可決・成立した健康保険法等改正案の欺瞞を暴き、年間1.7兆円を貪り食う「人工透析」という名のブラックボックスにメスを入れた。現役世代から市販薬類似薬(OTC)の特別料金(25%上乗せ)を毟り取る一方で、年間500万円の「金の卵を産むガチョウ」たる透析患者を無料タクシーで囲い込むクリニック利権。この構造の歪みは、単に財政的なバグに留まらない。 実は、世界的にはコストが圧倒的に安く、かつ患者のQOL(生活の質)を劇的に向上させる標準仕様として「腹膜透析(PD)」という優れた選択肢が存在する。 それにもかかわらず、なぜ日本の透析患者の約95%は、未だに肉体を酷使する「血液透…