元プロボクサー。 1966年に静岡県清水市で起きた殺人放火事件(袴田事件)で逮捕され、死刑判決を受ける。 2013年4月、「世界で最も長く収監された死刑囚」として、75歳の誕生日である11年3月10日付でギネス認定された。認定の対象期間は、静岡地裁で死刑判決を受けた一審判決の1968年9月11日から2010年1月1日までの42年間。 2014年3月27日、再審開始が決定。17時20分すぎ、釈放され、東京拘置所を出た。 * リスト::ボクサー
警察・検察・裁判所は反省しているのか ――司法に対する高い信頼度を維持するために―― 実のある行動で示して欲しい ブログ激励のため、上のバナーをクリックして下さい これまで、「人質司法」を中心に、日本の刑事司法が抱える問題を論じ続けています。 以下の引用は、すべて村木厚子さんの著書『あきらめない刑事司法』に記載されている内容に基づいています。また、ネット上に参考になる記載がある場合には、あわせてリンクとして示しています。 今回強調したいのは、様々な具体例が表に出て、日本の刑事司法に問題が多いことは周知の事実であるにもかかわらず、警察・検察・裁判所という司法側の「反省」が真摯なものかどうかという…
再審制度改正の問題点 ――抗告は完全禁止に―― 官僚でも間違えることはある ブログ激励のため、上のバナーをクリックして下さい 我が国の法律では、刑事裁判で最終的には最高裁判所の判決が出て結果が確定した事件でも、新しい証拠が出てきた等の理由によって再審を請求することができます。これは刑事訴訟法に書き込まれています。より詳しくは、例えばJBpressの[やさしく解説]の記事等をお読み下さい。 その再審制度がほとんど機能を果たしていない、例えば、再審請求をしてからそれが認められるかどうかの判断がなされるまで、10年も掛るといった現状を改善するための改正案が法務省から自民党に示され、党内議論が広く共有…
前川彰司さんの冤罪の件で、ある日の朝刊に小さな見出しの記事が出た。 「前川さんにおわびします」と。ふざけるな! そんなことで、自分がとんでもない間違いを犯したことがチャラになると言うのか? 「本紙は、前川さんを犯人とみなす記事を掲載しました」 「前川さんは犯行を否認していましたが、過去の補導歴も記述してしまい…」 「前川さんと家族の人権と名誉を傷つけたことを、おわびします」と。 世間は冤罪が晴れた報道ばかりに注目し、マスコミの犯罪の方は追究しない。 これは立派に、マスコミの過失の罪なんじゃないか。 前川さんを犯人扱いして全国にそれを広めたのだから、その加害は計り知れない。 滋賀の西山美香さんの…
1986年に中3の女子を殺害したとして、前川彰司さんの殺人罪が確定し服役した。 高裁は、前川さんが犯人だとするうその供述を、知人がした可能性が高いと指摘。 「知人らの目撃証言は、捜査機関が不当に誘導した疑いがある」とも指摘した。 そして裁判をやり直す再審の判決をし、無罪を言い渡した。 またか!事件から既に39年経っている。人の人生の半分を葬った。 戦後に殺人事件の再審で無罪が言い渡されたのは、少なくとも19件21人に上る。 つい先日、入院患者を殺害したとされ、無罪が確定した女性の訴えが認められた。 滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さんだ。 警察は軽度の知的障害を持つ彼女に圧力をかけ…
拳と祈り -袴田巖の生涯- 75点2024年10月26日 第七藝術劇場にて鑑賞出演:袴田巌 袴田秀子監督:笠井千晶 ボクシングファンの端くれとして、ずっと応援していた袴田巌さんが先月、遂に無罪確定。そこで本作の公開ということでチケットを購入。 あらすじ 1966年6月、強盗、殺人、放火事件の犯人として袴田巌氏は死刑判決を受ける。しかし、証拠や警察の取り調べ方法に疑義が残ることから、姉の秀子さんや支援者は再審を訴える。だが、司法が動くのに約50年の歳月を要して・・・ ポジティブ・サイド 袴田事件に関する予備知識ゼロ、あるいは2024年9月の袴田さん無罪確定のニュースを一切知らずに本作を鑑賞する向…
🌟きょうのおすすめ:泉房穂氏『党首討論でも、驚くばかりの開き直り。わずか12名だけの非公認に加え、当選すれば追加公認すると明言。さすがに驚いた。裏金議員でも当選すれば不問に付すという古い政治をいつまで続けるのだろう。結局のところ、国民が裏金議員にNOを突きつけるしかないのだろうか』(泉房穂氏)※NOという国民がどれくらいいるか。『今回の解散は『裏金議員YES-NO解散』だ。石破総理は裏金議員のうち12名だけを「NO」(非公認)とし、それ以外の大半の議員を「YES」(公認)とした。それら対応も含めて、私たち国民が「YES」なのか「NO」なのかを判断するのが、今回の選挙だと思う。ちなみに私は「NO…
袴田さんの冤罪事件については、社会科の 授業で学習し深く記憶に残り憤りを感じたので、覚えている。 証拠写真や、検察側の証言を基に袴田さんが犯人なのか否かについて ない頭なりに考えたけれども 素人目から見ても無罪に違いないという結論に至った それはもう冤罪事件として広く世の中に出回っていた時代のことであるから そう考えるのもたやすかったかもしれないけれども 無罪にならないといけない事件だった。絶対に 袴田さんは人生を奪われた 損害賠償を請求するに値する もちろん検察と国に、だ。 新犯人はほくそ笑んでいたろう 自分が捕まらないことに もうとっくに死んでいるかもしれない 裁きを受けることもなく 袴田…
『袴田事件』の衝撃的真実!放火と殺害の裏に隠された陰謀 1966年6月30日:静かな町を揺るがした惨劇 昭和41年6月30日の未明、静岡県清水市(現在の静岡市清水区)で、地元にある「こがね味噌」の専務取締役である橋本A雄の自宅が火災に見舞われました。 この火災が発生したのは、午前1時50分頃。消防隊が現場に駆けつけ、必死の消火活動を続けましたが、午前2時32分頃になってようやく火の勢いは鎮火しました。 しかし、消し止められたその家の中から、恐ろしい光景が待っていたのです。そこには焼け焦げた遺体が4体。これが単なる火災ではなく、凄惨な殺人事件の始まりであることが徐々に明らかにされていくことになり…
9月26日(木)、58年の闘いの末に、ついに袴田さんに無罪判決が下されました! 10月8日、検察は控訴を断念し、袴田巖さんの無罪判決が確定しました! 「無罪になってよかったね」で終わらせないことが重要です。袴田事件を契機として、凝り固まったこの国の司法に風穴を開けていく必要があります。 そのため、皆さま一人一人が声を上げていただきたいのです。 ただ、「袴田事件」、興味はあるけどあんまりよく知らないなあ、という方も多いと思います。そんな方々に向けて、「袴田事件」ってそもそもどういう事件なの?本当に冤罪なの?なぜ冤罪なの?など、なるべくわかりやすく解説しよう!という記事になります。 ※袴田さんが巻…
半年余り続いた再審公判も、5月22日でようやく結審を迎える。そしてそこで、検察官はおそらく巖さんに死刑を求刑する。 先日、支援団体の静岡地検への要請活動にも参加させていただき、死刑求刑をやめるよう申し入れを行った。やめろと言ってやめるだなんて端から思ってはいない。それがきっと、検察としての意地とかプライドだとか、そんなくだらないものなのだろう。それでも、結審の日が迫る今、思っていることを乱文ではあるが書き留めておく。 私は、今までの全14回の公判のうち8回も傍聴させていただき、弁護団の皆様の勇姿も、検察官の悪足搔きもたくさん見届けてきた。 その中で、死刑を求刑するということについて、初めて考え…