小学1年生の時のこと。 高熱が続いて、町内にある病院で診察を受けた。 診断は「風邪」。 薬をもらって様子を見ていたけれど、なかなか熱が下がらなかった。 心配になった母に連れられて、県立病院へ。 そこで「肺炎」と診断され、そのまま入院する事になった。 診察が終わると、手の甲に点滴を刺されて、病室のベッドに運ばれた。 たしか病室は6人部屋だったと思う。 夜になると追加で解熱剤が投与された。 採血管の様な容器に入っていたと思うけれど、それを投与されている時はとにかく痛かった。 その痛みに耐えられずに初日は泣いていた。 解熱剤の容器が空になるまで眠れない日もあった。 それでも少しずつ熱が下がってくると…