奇跡の夏 プラハで目撃した無傷の原爆ドーム 被爆以前のドーム写真資料 設計士レッツェルの半生 祈りの1日 奇跡の夏 平和大通りを彩る緑、豊かに水をたたえた川、そして蝉しぐれ。 よその街に暮らしていたら、それらはごくありふれた夏の日の情景かもしれません。 でも、色や音を失くして生命の痕跡さえない80年前のヒロシマを知る人々の目に、今の広島は信じられない奇跡に映ることでしょう。 被爆から80周年を迎えた今日、そんな奇跡の中に生きていることを、ここ広島で実感しています。 今日の記事では、僕がずっと大事にしてきた1枚の写真を取り上げましょう。 その写真はヒロシマと無関係なはずなのに、ヒロシマを感じさせ…