近年、連日の様に報道される児童虐待の問題。 その対策の一つが児童相談所による一時保護であるが、虐待が認定されるまでのプロセスは可視化されておらず、誤認定と思われるケースも少なくない。 虐待通報を軽視すると最悪の事態にいたる事も十分に考えられるため、通報を受けた際は児童の保護を最優先とする事はやむを得ないが、あくまでも児童を保護する事と事実関係を調査して、児童の発育に最善の方法を見つけ出すことが目的でなければならない。 しかし現実には、その目的に沿った運用がなされていないと感じられるケースも多く筆者の元に寄せられる。 本日は東京都在住のAさん(30代女性)のケースをご紹介する。 ■概要 当時、小…