作家。 1922年8月19日、生まれ。2016年7月24日、死去。 東京女子大学卒業後、1944年からNHKのアナウンサーを勤めた。その後、40代になって、ルポライターに転向。 東京の文士にまつわる話や現代では着ることが少なくなった着物についての美しさやその伝統を後世に紹介する著書を記している。 ちなみに、NHK連続テレビ小説の「本日も晴天なり」のモデル。
本郷菊富士ホテル跡。 3月24日㈪。曇り。仕事へいく途中のSさんに川越駅で降ろしてもらい、わたしは文京区本郷三丁目の「CS眼科」へいく。 4月11日に「斜視」の手術を受ける。その前検査のため。 これまでずっとクルマの運転してきたが問題はなかった。なのに「泥酔転倒自損事故」以来、目の焦点があいにくくなっている。 診断を受けた結果、「斜視の手術」をすれば運転できるようになるかもしれない、というので受けることにした。手術は局部麻酔で、その日に帰れる──。 手術前検査は、待ち時間を含めて1時間半くらいで終わった。あとは4月11日。 ★ 「CS眼科」のある「本郷三丁目」駅は、「本郷菊富士ホテル跡」が近い…
映画『晩菊』の杉村春子。 12月14日㈯。娘の夫の両親とわたしたち夫婦の4人で、昼食をともにする。 それから、ミミ(孫、10歳)のピアノ発表会を見にいく。 娘の話では、「練習しない子だから来てもしょうがないよ」といわれていたが、あちらの両親も来るというので、顔合わせがてら、ミミのピアノ演奏を聴きにいった。 わたしはクラシックを聴く素養がないのでよくわからないが、「下手ッピー」だというわりには「まあまあ様になっている」気がした。あくまで「まあまあ」付きだけれど(笑)。 ★ 夜、「アマゾン・プライム」(有料)で成瀬巳喜男監督の『晩菊』(1954年製作)をSさんと見る。わたしは以前映画館で見ていたが…
本日の朝にNHKBSTVを見ていましたら、来週からの朝の連続ドラマの案内を していました。ずいぶん昔に放送された「本日も晴天なり」というものをやると のことで、父親の反対を押し切って放送局のアナウンサーになった女性のドラマ なのだそうです。この時に、このモデルになった女性は近藤富枝さんと紹介され ていました。 それって、当方が先日まで話題にしていた菊富士ホテルの著者さんではありま せんか。そう思っていましたら、本日に注文してありました中公文庫版「本郷 菊富士ホテル」が届きましたです。 本郷菊富士ホテル (中公文庫 こ 21-1) 作者:近藤 富枝 中央公論新社 Amazon この文庫本のカバー…
気ままな読書生活ですから、予定もなにもあったものではないのですが、図書 館から借りているものだけは、返却日が決まっていますので、もし読むのであれ ば、それを意識することになりです。そうはいっても、当方が借り出しの本は、 めったに予約が入ることもなしで、借り出しの延長をお願いすればいいことで。 ということで、本日は昨日に購入した瀬戸内晴美時代の小説「鬼の栖」を開い てみることにです。この小説は「菊富士ホテル」を舞台にした、いわゆるグラン ドホテル形式のものとなりです。 作者が、このホテルに関心を寄せて取材を始めるところからの書き出しとなる のですが、最初に次のようなくだりがありです。 「私が最近…
4月に渋谷にて行われた特集上映 “実相寺昭雄の光と闇” のおかげで、テレビの教養番組『歴史はここに始まる』(1975)を鑑賞することができた。