退院調整

あれもこれもそれもこれも・・・ 患者さんやご家族とお話をしていると、なんでもかんでも詰め込んだ要求をされることがある。 わかる、わかるのだ。 あれもこれもそれもこれも、不安なのだ。 だが、それは基本的には難しいな～と思うことも多々ある。 とくにご家族ばかりが求めるばかりで、ご本人とは意向が違う場合。 本人が望まない以上、なにか調整しようとしても、 「希望していないことは難しい」に尽きてしまうのだ。 転院なんかしないで、家に帰りたい！ 施設なんか絶対に入りたくない！ 介護保険なんかまだいらーーーーーん！ 家に人が来る？！ぜッッッッッたいに嫌！ こんなコメント、何度聞いたことか、なのだ。 退院とは…

朝からずっと、何かしら上手く回らなかったな・・・ 飛び入りで病状説明に同席⇒面談 とか 転院日が決まったのに、ご家族が「やっぱりちょっと・・・」に仕切り直しになったり （30分も話を聞いたぞぉ・・・） とか 今日転院の人が転院延期になったのに、やっぱり週明け転院できる状態になった とか 先生に確認のメールしたのに返事が来なくて困った とか 介護保険の申請のお願いしておいたのに、申請用紙を温めまくって実はしてなかった とか 施設ココに決めた！ってなっていたのに、やっぱりあっちも気になる…ってなった人 （1か月も前からなんやかやで人のこと呼びだしておいて！！！まだ決めれない？！） とか もともと予…

急性期の病院は、急性期の役割があります。 治療が終わった、もしくはある程度終わった、さらにもしくはこれ以上やりようがない・・・ そのような方々は急性期の病院から退院してもらいます。 急性期の病院は、手術でも最近は早いもので1泊2日、2泊3日で済むものもザラにあります。検査入院でも同様です。 もし、あなたが治療が終わったというのに、1カ月間 急性期のベッドに入院することで、何人もの患者さんが必要な治療、検査が受けられないということになりかねません。 だからこそ、急性期の病院としての役割を果たすべく、みなさんに早期の退院をお願いているのです…… 救急外来の制限、救急車のたらいまわし、 自宅に帰るの…

人生必ず終わりが来る。 生まれた以上、ある意味平等に、だ。 それがいつになるのかは、誰にもわからない。 自分自身の命だというのに、誰にもわからない。 三途の川の向こうに行った人には、もう会えないから、いったい最期を迎えた先は、何が待っているのかこの世の誰にもわからない。 だからこそ、とっても不安で、怖くて、死を忌み嫌うものにするのかもしれない。 だけど、誰にだって終わりは来るのだ。 なんて、儚い人生。 だけど、いいことも悪いことも含めて、すべてが自分の人生だから。 そして、一人一人にそれぞれの人生があるのだ。 いい人生、悪い人生、決めるのもその人だ。 最期の場所を迎える場所はどこがいいんだろう…

ひたすらに…！寒い！！ 大寒波はこちら愛知は雪はさほど降らないけれど 大学生時代に石川県出身の先輩が言った 「雪が降らないくせに寒いのが腹立つ」 なんてフレーズを思い出した。 やっぱり寒い。 病院内では看護師のユニフォームを着ているが、半袖。 中にババシャツならぬ、長そでインナーを着ていいのだが、 袖が何となく気になって使っていなかった。 でも着ようか悩むほど、院内も寒い。 時間差できっと患者さんが来るのだろう。 もうベッドの空きがないよ、がんばって退院させて！の電話も師長にかかってきた。 そうは言っても、帰るのに難があるから私たちの出番があるわけで… なんてモヤモヤしながら働く。 目の前のこ…

健康診断を仕事前に受けてきた。 同じ系列の病院の健診センターに行ったのだが、健診センターって結構ベテラン勢が多くって。 見る顔見る顔、お久しぶりの方で嬉しいのと恥ずかしいのと、恥ずかしいが全然勝つ(笑) だって、超音波では新人からお世話になっていた先輩の旦那さんが検査してくれたし、顔なじみの女性技師さんが、マンモグラフィーで私の胸をあっち寄せたりこっち寄せたり・・・なんなら新人さんの指導も兼ねていたから、時間もかかって、笑えるシチュエーションだった。 いや、全然、私も看護学生とか若い頃はいろんな人の身体を借りてお勉強させてもらってきたからさ、乳の１つや2つくらい、未来のある若い技師さんのお勉強…

郷に入っては郷に従え なんて言葉が頭に浮かんだ 同じ医療従事者と言えど、やっぱり在宅のことは在宅の方々のが詳しいし、在宅ならではの色んな知恵がある 病院みたいに人も物もそろっているわけではないし、在宅で療養するって知恵が本当に必要なんだ 病院であれこれ心配していても、訪問診療、訪問看護、ケアマネさん、ヘルパーさんやデイサービスの方々、福祉用具の方々…それぞれのプロフェッショナルがそれぞれの畑でいろんな工夫を考えてくれる。 だからいつもお願いするばかり、頼るばかり。 今日の最大の感謝は、訪問診療をいつも快く引き受けてくださる先生や、訪問看護さん、ケアマネさん、本当に感謝しかありません… だいたい…