2003年3月の公開時に鑑賞。 向き合っている時はじっと目を見つめていたにも関わらず、別れる時はまるで振り返りもしない。そんな場面が何度も出てくる。そしてちょっとしたタイミングがなんとも風変わりでありながら、けっして居心地の悪さを感じさせないタイミングということに観終わったあとに気が付く。登場人物はだれも若くない。でも老成しているわけでもなく、普通に淡々と暮らしている。日頃自分が若さと強さが善と決め付けいたことに、はっと気が付く。そして自分の心の狭さに少し恥じ入る。 普段自分の生活の中にない色の数々が新鮮だった。それは男のシャツの赤、グリーン、ブルーだったり、デートのためにかりる車の色であった…