横浜の大川原化工機の冤罪事件。昨日警視庁公安部と東京地検は、28日の東京高裁判決を受けて、最高裁への上告を断念し、ようやくこれで、被告の無実と違法捜査の判決が確定しました。これには、第二次安倍政権時代に盛んに叫ばれた「経済安保」に同調、ないし、おそらくは政権の気を惹こうとした関係者によるでっち上げという見方があります。それに賠償金1億6,600万円も看過できる金額ではありません。現下の物価高に苦しむ国民に対し、税金からこのような大金の支出を余儀なくされることをどのように説明するのか。国民に対する背信行為の重大さを、組織体として正面から受け止められるのか……と。 今日は当初そういうことを書くつも…