幼い頃の落書き、小学校時代の日記、作文、文集、作品などは、親が段ボールに詰めて残しておいてくれたものだ。新婚時代は家が狭くて置く場所がないので、実家に置いてあった。自分の家を持った時に、そろそろ持っていきなさい、と親に言われて実家から持ってきたものの、忙しさにかまけて、押入れに入れたまま、今まで殆どじっくりと見たことが無かった。 写真の中の文集プラタナスは、東京オリンピックが開かれた1964年(昭和39年)発行である。その時私は、小学校1年生だった。 その中から、今回は長野県松本市に住んでいた頃の、小学校1年〜2年(1964年〜1965年)の頃の作文や日記帳から6つ選んで、当時の思い出を記して…