★★★★☆ あらすじ 作家である女は、大学受験を控えた娘、かつての同僚の友人、最近知り合った若い男など、様々な人々と関わり合いながら日々を過ごしている。 感想 40代の作家の女が主人公だ。娘や友人とカラオケを楽しみ、知り合った若い男と一緒に映画館へ行ったりする彼女の日常が描かれていく。これだけだと能天気に聞こえるが、当然そんなわけはなく、娘の進学は大丈夫だろうか、最近失恋した友人は気落ちしていないか、若い男は自分に気があるのだろうか等と気になる諸問題を抱えている。 だがそれに対する主人公がどっしりとしているというか、あまり気にしていないように見えるのが印象的だ。個人的には娘が塾の先生と付き合っ…