「溶けないものを溶かします。」――このユニークなキャッチコピーを掲げ、独自の「乳化・分散技術」で自動車やインテリア、産業資材など、あらゆる分野に安全と機能を提供する、京都・亀岡の化学メーカー、大京化学株式会社。その第105期(令和7年3月20日現在)の決算公告が、令和7年6月2日に官報に掲載されました。75年以上の歴史を誇る老舗企業の、鉄壁の財務基盤と、ニッチな市場でトップを走る技術力、そして未来に向けた成長戦略を考察します。 20250320_105_大京化学決算 第105期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 1,971 (約19.7億円)負債合計: 439 (約4.4億円)純資産合…