神戸港が国際貿易の拠点として産声を上げた明治13年。その歴史の始まりと共に創業し、140年以上にわたって一度もその地を離れることなく、港の発展を支え続けてきた企業があります。それが、ニッケル.エンド.ライオンス株式会社です。港湾運送から船舶代理店、そして専門性の高いケミカル輸送まで、港のあらゆる機能を担う神戸港の”主”とも言える存在。今回は、この老舗企業の決算公告を読み解き、一世紀半近くにわたり荒波を乗り越え、いかにして盤石な経営を築き上げてきたのか、その「静かなる強さ」の秘密に迫ります。 20250331_83_ニッケル.エンド.ライオンス決算 決算ハイライト(第83期)資産合計: 3,4…