たった今思いついた、自己宣伝のキャッチフレーズ。オワコン・エンタメ。 古本屋研究会の若者らの尻尾について、荻窪~阿佐ヶ谷を歩く。蒸暑くはあっても、猛暑に妨げられるほどではない、曇天に恵まれた。 JR 荻窪駅改札口にて集合。定刻十五分前に到着し、まずはルミネ・西友など駅周辺施設でトイレの場所を確認する。散策に必要な基礎準備だ。荻窪駅構内にかんしては、東改札口がわにはトイレがあっても、西改札口がわにはない。 荻窪といえば、われら老古書散歩者にとっては、なにを措いてもまずは岩森書店さんだ。どれだけお世話になったか知れぬ書店ではあるが、それもこれも古い噺だ。昔はね、というような記憶を若者に語る。店内へ…