叔母が亡くなって2ヵ月が経ちました。ここ数年、故人の遺志を尊重して、葬儀が済んでから死亡報告のハガキが届くことが多くなりました。核家族化どころか単身世帯が急増し、老老介護が当たり前になりつつあります。葬儀に伴う諸手続きについて、子どもに負担をかけたくない親は、「終活」の一環でエンディングノートを残すなどして、生前から準備に余念がないようです。長く施設に入所していた叔母もきっとそうしていたに違いありません。小学生の頃から親しくしていた従弟から形見分けしたいと申し出があったので、初彼岸に、愛知県のご自宅を弔問しました。宗旨が仏教ならば、四十九日の法要が済んだあたりでご遺族を弔問し、故人を偲ぶ機会を…