節の初めのほうは、「人は心」だ、といった意味だと思いますが、終盤の「他を責めるのは、修養から回避しようとする自分の弱さだ」と捉えると、大いに心当たりがあります。その通りだと思います。崇高な一説。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 内容(結構、勝手に訳しました。) 彼等は言う。『人情や愛だけで世の中が善くなるものか』と。けれども『人情と愛なくして、何事か果して世の中を善くし得るか。人間としての相互の接触なしに、どうして真の世の中が解るものか。』 人間性を開放するということは、人間をして何もない世界へ移すということではない。むしろあらゆる外物を人間性によって抱擁することを言うのだ。自分みず…