内容(amazonより引用) 砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。20数ヶ国語に翻訳されている。読売文学賞受賞作。 砂の女 (新潮文庫) 作者:公房, 安部 新潮社 Amazon 感想(ネタバレなし) 海外からの評価も高い名作と聞けば尻込みしそうになるが、蓋を開けてみたら案外エンタメ的で、楽しめた。 導入の数ページで…