限界費用とは、生産量が一単位増えたとき、増える費用。 英語ではMarginal Cost。
http://osaka.eco.toyama-u.ac.jp/~osaka/01kogi/all97/node53.html
限界費用とは、生産量が一単位増えたとき、増える費用です /footnote あるいは生産量で費用を微分したものも限界費用と呼ばれます。この二つは厳密には違うのですが、前者は後者の近似として良く使われています。
カーボンニュートラルの経済学 2050年への戦略と予測小林光・岩田一政日本経済研究センター 編著日本経済新聞出版2021年11月25日 1版1刷 何故、読もうと思ったのか、わすれてしまった、、、。が、図書館で予約していたものが回ってきたので、読んでみた。 日本がこれまで、どのようにカーボンニュートラル(CN)に取り組んできたのか、どんな問題があったのか、そして、今後どうしていくべきなのか、そんなことが、環境庁、内閣府で働いてきた二人によって語られている。日本経済研究センターが編集した一冊。 表紙の裏には、”排出量ゼロへの挑戦は歴史的ビジネスチャンス 温暖化問題への対応は、世界の指導層の間では「…
2021年3月17日 『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』(クリス・アンダーソン,NHK 出版,2011年3月1日)を読了。 20 世紀には,人々がフリーを概念として受け入れはじめただけでなく,そのフリーを現実のものにするための重要な現象も起きた。それはものが潤沢にある時代の到来だ。(位置 No. 867) ものが潤沢にある時代,お金を払わなくても十分に楽しめるようになった。 ビットになるものはなんでも,より安く,よりよく,より速くというユニークな経済特性を持つことになる。(位置 No. 1769) ビット自体には価値はないが,ビットからお金を生みだす仕組みを作り出せば,費用をほとんどか…
こんばんは!サイコパスの郵便屋さんです。 郵便局では、今日から年賀ハガキの区分、道順組立作業が始まりました。 従って、筆者は今日から9連勤です( ; ; ) ブログの更新も滞ると思われますが、極力頑張って書きますので、よろしくお願いします。 さて、その年賀ハガキなのですが、今年の当初発行枚数は約18億2536万枚、対前年6%の減少らしいです。 ここ数年は、減少傾向に拍車がかかってますね。寂しいものです。 かつて、筆者が郵便局に入ったばかりの頃は、年賀といえば「祭」でした。 今と違って、2パス区分機(郵便を配達順路に並べる機械)などありませんでしたからね。 朝から晩まで、ひたすら手区分ですよ。 …
シリコンバレー最重要思想家(シリコンバレー思想家なるジャンルがあるのを知らなかった)と言われるナヴァル・ラヴィカント氏が、SNSやブログ、メディア等を通じて発信した内容をまとめた本。 シリコンバレー云々というタイトルなので、「起業しろ」的なゴリゴリのビジネスマッチョ本かと想像していたが、「1日1時間読書をしよう」「原典・古典を読もう」などという意外と自分好みの格言が出てきたりする内容で、この手のタイトルのビジネス本には珍しく、抵抗感なく読めた。 読書の素晴らしさとスーパーパワーを明言してくれている時点で、読書を仕事と人生の中心に置いている自分としては満点なのだが、本書のコアは別のところにある。…
どーも、ヤマトノです! 今回も公務員試験のミクロ経済学から、不完全競争市場の内容を勉強します。 この記事で取り上げる内容は、差別価格についてです。 公務員試験では、差別価格の計算問題が出題されることもあります。 ただし、いきなり専門用語を出されても、イメージが湧かない人もいるかもしれません。 この記事を読み、差別価格の条件と計算方法を押さえてください。 差別価格とは? 差別価格の条件 MR=MCの式を取る 需要の価格弾力性と独占企業 差別価格の計算方法 微分でMRを求める MR=MCの式にする Xを出して価格を求める 日本における差別価格 まとめ 差別価格とは? まずは、差別価格の簡単な内容を…
どーも、ヤマトノです! 今回も不完全競争市場の内容について解説します。 経済学を勉強されている大学生や社会人、さらには公務員試験(上級)を受験される方におすすめです。 不完全競争市場の内容を見ていない方は、こちらのリンクを参照ください。 www.yamatono.info 我々の生活には、さまざまな業界が独自のサービスを提供しています。 中には、競合があまりにもいないジャンルも存在するでしょう。 ここで取り上げる内容は2社だけで競争し合う「複占」の概念です。 複占の内容に触れつつ、クールノー均衡とシュタッケルベルク均衡の計算方法を紹介しましょう。 クールノー均衡とは 各企業のMRを計算 各企業…
どーも、ヤマトノです! このブログでも、ミクロ経済学の勉強において完全競争市場(需要と供給のみで価格を設定)を想定していました。 完全競争市場の話については以下の記事を参考にしてください。 www.yamatono.info ただし、実際は各企業が自由に商品の価格を定めています(不完全市場)。 この記事では、ラーナーの独占度に関する例題を紹介しましょう。 不完全市場の利潤最大化の条件である「MC=MR」をキーワードに押さえてください。 公務員試験を受ける方は、特に必見です。 ラーナーの独占度とは 不完全競争市場(独占市場) ラーナーの独占度の求め方 ラーナーの独占度の例題 ラーナーの独占度で数…
メタバースという言葉を聞いたことがありますか?最近、テクノロジの分野で注目されているキーワードの一つです。メタバースは、仮想空間で自分の分身であるアバターを操作して、他の人やコンテンツと交流する環境のことです。メタバースは、ゲームやエンターテイメントだけでなく、教育や医療、ビジネスなど様々な分野で活用される可能性があります。メタバースは、純粋デジタル経済圏と呼ばれる新しい経済形態を生み出すかもしれませんが、同時に多くの課題も抱えています。 この記事では、メタバースについて基本的な知識から、ビジネス活用の期待と課題まで、わかりやすく解説していきます。来たるべき「メタバース新時代」に備えて、どのよ…
創作活動は農耕を経て狩猟の世界へ ホワイトカラー世界の侵略 落合陽一のAI+VC層とAI+BI層 見かけの分散社会 オルタナティブとしてのちきりんのBI 私たちは杞憂の民 創作活動は農耕を経て狩猟の世界へ StableDiffusionやChatGPTの登場により、創作活動が効率化されつつある。そしてこの進化の延長で、AIが大量の作品を生成できるようになることは想像に難くない。AIが創作活動の根幹を担うようになると、人間の役割は生成のパラメータのチューニングになるだろう。複数のパラメータをAIに与え、大量に作品を生成する。そして、大量に生成された生成物の収穫・選別を行う。したがって創作活動は農…
上限価格統制道場の理屈だと価格を上げれば、少し上で均衡する。 だけど市場の買えなかった費用を考えるとここは計画経済的にアパートを取り上げ市場経済でなく計画経済で行うのがベストだろう。市場が絶対論者は厚生経済学の基本定理から市場絶対を言うがそれは既に論破した。なんでも市場にせず、場合によっては計画経済などもブレンドするべきである。 計画経済もメイン市場を覆さなければ部分的ならば大丈夫 下限価格統制これも計画経済をある程度ミックスさせるべきだ。 この時点で市場は失敗して使い物にならない 最低賃金は市場的ではないが市場が失敗したら法的対処しかあるまい。 数量割り当ても市場が失敗してるからだ。 弾力性…
公務員試験のミクロ経済学について、数々の分野を学習しました。 ここで一度、最も基本的な内容に戻りましょう。以下に記事を用意しているため、まだ読んでいない方は目を通してください。 ミクロ経済学は、大きく分けて下記の3点の捉え方があります。 消費者の視点 生産者の視点 社会全体の視点 今回は、生産者の視点に立ったミクロ経済学の内容を解説します。 仕事で何かを作るとき、常に利益を重視しなければなりません。 赤字の状態が続いてしまうと、生産を辞めざるを得ない状況にもなり得ます。 ここでは、損益分岐点と操業停止点の違いを主に説明しましょう。 損益分岐点と操業停止点 損益分岐点=赤字か黒字か 操業停止点=…
ミクロ経済学はまったく一円も儲けられない企業理論でおかしなことになっている。 コレに変わって 組織を市場と政府にどう適応させるか 政府、法と正統性による権力支配 市場、調和と破壊、階級協調と階級闘争 組織の基本ライン ライン、スタッフ、マトリクス、ランダム 1全社戦略 全社企業戦略 2事業戦略 複数製品を事業として束とする戦略。 3製品個別戦略 マーケティングhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%89%8B%E6%B3%95%E3%81…
部分といえば経営学とマルクス経済学の批判受け入れだろうミクロ経済学は経営学に企業経営理論を売り渡してしまった コレを再導入して、マルクス経済学の搾取は各資本で出る市場の失敗であり同時に搾取、疎外、帝国主義、物神崇拝が市場の失敗である貧富の階級の闘争を加えてもいいだろう。 コレらを市場の失敗に組み入れることであり 市場はコミニュケーション貨幣および、金銭貨幣を成功させるが同時にパレート効率のような失敗した指標ではなく 構成経済学は否定され市場は変えるものと変えないものに階級対立させる仕組みでもある。だが人々は階級強調もして秩序だって社会を作っている。 十分な労働力やらを家に資本は派遣労働者やブラ…
企業は商売で利益を得るため、日々生産活動に取り組まなければなりません。しかし、生産活動にも一定のコストがかかります。 出費を無視してしまうと、深刻な赤字を招くかもしれません。 こうした事態を防ぐべく、生産量と費用の関係を示したグラフが生まれました。このグラフを費用関数と呼びます。 ここでは、費用関数や数式を使った利潤の求め方について解説しましょう。利潤の意味は、以下の記事を参考にしてください。 また、費用にもさまざまな種類があります。各種類を表した曲線についても取り上げます。 ミクロ経済学の基礎となるため、公務員試験を受けられる方はしっかりと押さえましょう。 利潤とミクロ経済学 利潤の求め方 …
ミクロ経済学を学ぶ上では、消費者の視点のみならず生産者の視点を持つ必要があります。 この話は、ミクロ経済学の基本の解説でも触れました。まだ読んでいない方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。 www.yamatono.info 今回は、さまざまな費用を図で表した費用曲線について紹介します。ミクロ経済学の勉強において柱となる部分です。 特に重要な曲線として、限界費用曲線と平均費用曲線が挙げられます。 これらの曲線の解説と「最低点で交わる」の意味及び理由について解説しましょう。 限界費用曲線と平均費用曲線 限界費用曲線(MC)の定義 平均費用曲線(AC)の定義 MCとACは最低点で交わる MC=…
中小企業向けに、地に足の付いたDX手引き書だと思う。 メモ DXの本質は限界費用ゼロで、ビジネスを拡大できること。 中小企業にはIT人材は来ないし、来ても使いこなせない。外注するとベンダーのいいなりになってしまう。育成しても転職してしまう。普段から取引のあるコピー機の販売代理店による支援がおすすめ。 必要なのはプログラミングではなく、当事者意識をもって戦略を設計出来る人材。ホームページくらいなら、ノーコードツールで作れる。 AIに過剰に期待をしてはならない。
【#創造的破壊の力 】#シュンペーター #イノベーション 動画 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=TL5JhVvwvh8 What is creative destruction- Definition and examples ●Joseph Schumpeter - creative destruction Joseph Alois Schumpeter (1883-1950), an Austrian political economist, coined the term ‘creative destruction.’ Schumpeter…
最近本田健さんの本を読んで、心に響いた単語の1つが「ヴィジョンクエスト」です。 もともとはネイティブアメリカンの人たちが人生の節目に行う儀式で、自然の中を一人でさまようことで、人生の新しい方向性やビジョンを受け取るというものだそうです。 感覚を研ぎ澄まし、自分の感情や五感に集中することで、新しいビジョンが開けるんですね。 規模は小さいですが、私も何度かそういった体験を積み重ねることで、他では得られないビジョンを、確かに得てきました。そしてそれに、育てられてきました。 里山で、至近距離でカモシカと対峙したとき 周囲数キロに人がいないと分かっている状況での孤独 雪にすべての音が吸収されている野原 …