自分の周囲に透明な膜がはったように感じられたり、物が非常に遠くに感じたりなどする症状。(離人症)
感じ方には個人差が大きく、本人もうまく言い表せないことが多い。
意識ははっきりしているのに、自分から隔てられているような感じ。不安を伴うこともある。
生活に特に支障がなければ、病気として治療の必要はないとされる。治療法としては、離人症は鬱病やパニック障害などの障害と併せて起こることが多いので、たいていは薬物療法で治る。治らない人はカウンセリングという手もある。
あらすじ 大それた理由も大義名分も無い、世の中を変えたいなんて思わないし、別に金を稼ぎたいわけじゃない、単に生きてる実感を追い求めて、ウソ臭いリアルなんかより、真実を知りたいだけだった。人を好きになるってどういうことだろう?冗談半分で言った、「一緒に死んじまうほどに愛されたい」って言葉が本当になってしまった。俺の全てを理解して欲しい、なんて幻想が本当になった瞬間が確かにあった。18年間、見える景色全てが灰色で、喪失した感情を取り戻すために平気で腕を切り、ドラッグをキメて狂ってまでなんとか生き伸ばした先に見た、たった一枚の絵に俺は救われた。何の才能も無ければ、何にもしてやれることなんか無い、ただ…