(奥深く、遠く、先行き長く) 「よし【由】」ことば、追っかけて難語地雷 その3 1)「おくまへて」の用例3つ また、すいません「万葉百科」さんから写させて頂きます。太字や下線などの加工は空論城城主によるものです。 ●番号 巻6-1024 題詞 秋八月廿日、宴右大臣橘家歌四首 読下し 秋八月二十日に、 右大臣橘の家に宴せる歌四首 本文 長門有 奥津借嶋 奥真経而 吾念君者 千歳尒母我毛 読下し 長門なる 沖つ借島 奥まへて 我が思ふ君は 千歳にもがも 訓み ながとなる おきつかりしま おくまへて わがおもふきみはちとせにもがも 百科訳 長門にある 沖合の借島が 沖遠いように、心の奧ふかくお慕いす…