建築家。1956年生。82年東京大学大学院修士課程修了。91年に青木淳建築計画事務所を設立。個人宅、美術館などの公共建築からブティックまで多方面で活躍。2004年作品集「JUN AOKI COMPLETE WORKS 1 1991-2004」を刊行、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。最近では、青森県立美術館の設計を手掛けた。
銀座に行くとつい通りたくなる建物がありまして。 最初見た時は近未来感があって異質すぎてビックリしました。 2021年3月20日にできたルイヴィトン銀座並木通り店です。 一発で見つけた瞬間にわかるアイコニックな建物です。 建築家は青木淳さんとピーターマリノさん。 コンセプトは「水の反射を物質的な現象として解釈した」ということです。 曲線と波紋の効果でほんと見る時間、角度によって表情が異なり飽きがきません。 あのツルッとした感じがなんとも言えません。 中にルイヴィトンカフェもあるみたいです。
青森県立美術館コンセプトブック (SPACE SHOWER BOOKs) / 青森県立美術館 / ブックデザイン菊地敦己 / スペースシャワーネットワーク / 2014年 / 210x150mm / 272ページ / 9784906700950 / ソフトカバー / 3,000円+300円=3,300円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 本書は、 ひとつの「街」として 設計された美術館の全貌がわかる ビジュアルブック。 説明されています。 コンセプトカラー(8色)と 建築的構造(四角、三角、丸)を キーワードとして、 青森の風土、生活、文化等の様々な事象と 関連づけながら紹介するとい…
青森県立美術館コンセプトブック (SPACE SHOWER BOOKs) / 青森県立美術館 / ブックデザイン菊地敦己 / スペースシャワーネットワーク / 2014年 / 210x150mm / 272ページ / 9784906700950 / ソフトカバー / 3,000円+300円=3,300円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 本書は、 ひとつの「街」として 設計された美術館の全貌がわかる ビジュアルブック。 と、説明されています。 コンセプトカラー(8色)と 建築的構造(四角、三角、丸)を キーワードとして、 青森の風土、生活、文化等の様々な事象と 関連づけながら紹介する…
ロロ・ピアーナ銀座店【中央区銀座3ー5ー8】ファザード設計: 青木淳設計:AS竣工年:2020年(令和2)6月Photo:2021年4月イタリアのラグジュアリーブランド、ロロ・ピアーナ銀座店。デザインは、建築家の青木淳。ブランドカラーのクンメル色のスカーフに見立てたデザインです。 上に向かって白くしているので、グラデーションになっています。また、夜になるといろが変わります。 入り口は入れ子のような感じです。 よかったと思ったら、クリックお願いします。 ←人気ブログランキングへ(東京都)
青森県立美術館 設計:青木淳 十和田市現代美術館 設計:西沢立衛 ちょうど10年前、大学の同じ研究室の同級生と一緒にこの場所に来た。 その時は冬で、雪景色に埋もれた姿が鮮明に記憶に残っている。 10年ぶりにこの地へやってきて、建築の見方や見る場所は変わってしまったのだけれど、何か言葉にならない感情や記憶が一瞬、蘇ってきたような気がした。 2回以上訪れることができる建築はおそらく多くない。 遠方や海外なら尚更。 この場所に3回目来ることがあるのかどうかはわからないが、きっと3回目見たときも違う見方ができるのではないだろうか? そんな色々な見方ができる建築は多様であり、良い建築だと言って良いと思う…
日記の代わりに。 (面接が)終わりー。 魚(うお)~♪ 魚魚~♪さあ輪になって食べよー♪かーわーざーかーなー♪締めて食べるかーらー♪ 「世の中興奮することっていっぱいあるけど、やっぱり一番興奮するのはみすず書房の近刊案内見てる時だよね」「間違いないね」 『舞踏会へ向かう三人の農夫』再読したいな。読書会もやりたい。 面接の前に喫茶店で『建築文学傑作選』の須賀敦子「ヴェネツィアの悲しみ」を読んで、もうこれで満足して帰りたくなった。さすらうように移ろう言葉、積み重なる記憶、そして胸を衝く閃き。須賀敦子を読みたい。 最近は10+1websiteの対談記事とかを読んでいる。最近読んだのはこのへん。 ww…
ローライ35Sで撮ったモノクロフィルムの現像が上がってきた。 ISO400のイルフォードHP5で撮った。 長らく使ってきたコダックのTriXは高騰により、今後使うことはないだろう。 夜景からスタートした。露出はiPhoneのアプリで時々測り、あとはテキトーで。 写っていないショットはひとつもなく、ネガフィルムのラチュードのおおらかさに助けられた。 道頓堀にて。人出も少しづつ戻ってきている感じだ。 電飾の派手さでは、ニューヨークのタイムズスクエアの方がすごかったりするが、道頓堀が唯一無二なところは、電飾看板が水面に写ってゆらめくところだろう。 御堂筋を北上する。 大阪から出港する船が帆を張ったデ…
その1はこちら。 kotobanomado.hatenablog.com 2日目の旅程はこちら。 海扇閣朝食~青森へ 八甲田丸 青森県立美術館 十和田市現代美術館 青森屋
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫) 作者:又吉 直樹 幻冬舎 Amazon ピース又吉といえば、芸人で初めて芥川賞を受賞した作家だ。又吉直樹が芥川賞を受賞した時はちょうど本屋で働いていたのだけれど、『火花』の売り上げは本当に凄かった。在庫がなくて入荷まちのこともしばしばあった。 『火花』以外にも、小説でいえば『劇場』とかが面白い。小説以外にも又吉直樹はエッセイを書いている。 僕が特に好きなのは『第二図書係補佐』だ。作家だけではなく、読書家としても知られている又吉直樹が小説を紹介したブックガイドのような本だ。本の紹介とその本にまつわる又吉のエッセイが書かれていて、そのエッセイがすこぶる面白い…
リセット! 仕事服 松はじめ 技術評論社 日帰りウォーキング東海 JTBパブリッシング イケズな東京 井上章一・青木淳 中公新書ラクレ 人はどう死ぬのか 久坂部 羊 講談社現代新書 京なにわ暮らし歳時記 山田庄一 岩波書店 日本史を疑え 本郷和人 文春新書 物語 八重姫の夢 佐藤三武朗 肝臓のはなし 竹原徹郎 中公新書 韓国公害レポート 仁科健一・野田京美 新幹社 日本人の遺伝子からみた病気になりにくい体質のつくりかた 奥田昌子 講談社 ブルーブックス
4月の始めごろ、HafHという宿泊施設のサブスクサービスに登録して、ACホテル・バイ・マリオットに宿泊してきた。仕事が忙しくて憂さ晴らしをしたかったのと、銀座のど真ん中に意味もなく泊まったら、普段とは違う街の一面が見れそうだなと思って。 当日は夫とホテルのロビーで待ち合わせ。ソファで座って待っていると仕事が終わった夫が来たので、レセプションに向かってチェックインを済ませた。スタッフの受け答えも丁寧。思わずふざけて夫に「さすがおマリオットですわね」という。週の終わりでテンションがおかしくなっている。 そのままエレベーターへと向かうと、途中にラベンダーのポプリのサービスがあった。自分で作ってもいい…
岡崎地域は、京都市の都市部と東山山麓の間に位置するエリアだ。 平安神宮や南禅寺等の寺社をはじめ、京都国立近代美術館や京都府立図書館等の文化施設、琵琶湖疎水沿いの四季折々の風景を楽しむことができる。 岡崎地域は、平安時代末期に、院政が執り行われた白河殿のほか、法勝寺をはじめとする六つの寺院(六勝寺)が造営されたが、それらは鎌倉時代にかけて焼失し、その後は長らく農村が広がっていたようだ。 近代に入って、この地域には再び脚光が当たる。 東京奠都により京都が衰微する中、殖産興業策の一環として、琵琶湖疏水が計画され、水力発電によって電力が供給された。 明治28年(1895)には、工業都市としての発展や京…
失われた時を求めての文字数960万9000文字なんだそうで、何を思ったのが400万字だと思ってた俺の心が完全に折れましたね・・・(笑)別にギネス認定されるために書こうと思ったわけじゃないんだけど、スケール感が二倍どころの話じゃないっていうね。400万字でも正直、無理ゲーなのに960って書くの面倒だから1000万字ってことにするか。1000万字目標!っつってやると「今日の文字数は・・・」みたいな書いた文字数を数えてこのペースならあと何日かかる・・・とかってなるから、なんかさ、目的が文字を埋めるだけになっちゃうんだよね。そうならないためにはプルースト尺を諦めた方がいいってことだ(笑) プルーストス…
前回衣服に現れた折れ目状のものを衣文として紹介したが、果たして正しい表現であったか自信がない。なんと呼んだら良いのだろうか。 それはさておき、同じような状態を景観の中でも見出し興味深く眺め続けた。 バルセロナのグエル公園は、ガウディの最大の講演者であったグエルが構想した分譲住宅地であった。60戸の住宅を予定していたが、実現したのはグエルとガウディが住んだ2戸のみで未完成に終わった。ガウディは大階段上部の中央広場を住民の共同生活の憩いの場、そして市民の集いや宗教的儀礼の場と考えていた。転落防止を兼ねた周囲の波打つベンチは破砕タイルで覆われて、独特の景観を創り出し多くの観光客で賑わっている。 20…
遅くまでにぎわっていた まんぼう終わりの平日の銀座 並木通りのルイヴィトンは ガラスの壁がゆらゆらしている 外装を手掛けたのは建築家の青木淳氏 会食でお鮨をごちそうになった ビルの2階だったから少しわかりにくい こじんまりとした店内で 大将を囲むコの字のカウンターに着席 自分たちの他に2組いる程度 スタート! 器も美しい 春~ そして握り この日一番の推しは鰤 ゆずの香りもいい 木のプレートにお鮨 木の器は軽くて好き 特に黒い器は見た目も軽くてお鮨も映える むらさきとばふんうに 握り10貫なはずだけど あとは玉子があったかな ちょっと覚えてないけれど 全部おいしくて満足 口コミに全体的に味が薄…
朝6時18分。八重洲鍛冶橋駐車場到着。まだ街は動いていなくて夜行バスから降りて来た人達がわらわらと東京駅に向かって歩く。自分もその流れに続く。まずコーヒーを飲みたい。東京駅のマックを覗いたが人がミチミチに詰まっていたので却下。まだ朝6時だというのに。仕方ないのでちょっと先の中央口にあるドトールにする。コーヒーと健康そうなバーガーを食べて作戦会議。ざっくり行きたいところを列挙したが行く順番を考えるのは面倒で、7時回ってなかなか混んできたので、とりあえず銀座へ中銀タワーカプセルを見に行くことにする。こんな朝早くに美術館とか行っても開いてないものね。
発売中の「図書新聞」2021年4月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八六回 国家論のくびきを超え、ジェノサイドで消された声を聞け」が掲載されています。 泥沼化したロシア軍によるウクライナ侵攻、許すべからざる強制連行や大虐殺を批判しつつ、以下の作品を取り上げています。新作と、読み直しの価値があるものです。 ・アンジェイ・ワイダ監督『カティンの森』・塚田幸光編『メディアと帝国――一九世紀末アメリカ文化学』(小鳥遊書房)および小原文衛「帝国崩壊のヴィジョン――〈死霊のえじき〉と〈スペイン的なもの〉」、中山悟視「世紀転換期アメリカにおける支配の欲望――オズ、サンタクロース、ユートピア」・アンナ…
同僚の西村さんよりのご恵投。 植民地下の台湾に生まれ、対岸のmainland china厦門(アモイ)に渡り、さらに日本に渡り、北京に渡った音楽家のお話。漢奸とされたり、文革による下放、名誉回復… 非常に読みごたえあり、勉強になりました。 井上章一・青木淳『イケズな東京』中公新書ラクレ、2022
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。(書評の内容については各誌をご覧ください。) 今週の書評本 ◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 4/8 号 6 冊 お笑い公文書2022 こんな日本に誰がした! プチ鹿島政治コラム集 プチ鹿島 文藝春秋 1,760ヒカリ文集 松浦理英子 講談社 1,870 ②共有地をつくる 平川克美 ミシマ社 1,980今日からはじめる養生学 伊藤和憲 インターナショナル新書 880学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで 月本千景 中央公論新社 …