論語 顔淵第十二(7〜11)〈白文・意訳・所感〉 『子貢問政、子曰、足食足兵、民信之矣、子貢曰、必不得已而去、於斯三者、何先、曰去兵、曰必不得已而去、於斯二者、何先、曰去食、自古皆有死、民無信不立、』 論語 顔淵第十二 7(全文) ○「子貢問政、」 ▶高弟の子貢、政を問う。 ❖ 政の真髄 「孔門三千人と例えられしも、その才能、後の華々しき政、外交での活躍、商才も長けて富豪でもあった、等々世に知られた人が子貢だ、その才、弁、師を越えると度々評されるも、都度、足元にも及ばないと否定している。 その子貢が夫子に政を尋ねる、子貢への教育というよりは、この場合は孔門として最高レベルの政の眼目を尋ねている…