同じ食事をしたのに、食中毒を起こす人と何も起きない人がいます。 もちろん、食べた食中毒原因菌の量が違うなどもありますが、お腹の中の腸内細菌が関係している可能性もあります。 理化学研究所と東京大学、横浜市立大学の研究では、大腸菌O157の感染をビフィズス菌が産生する酢酸で防止することができると報告しています。 www.riken.jp 慶応大学の研究では、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸類の新規の受容体タンパク質ASCの同定に成功し、これを介した自然免疫賦活作用により、食中毒の原因となるサルモネラ菌感染に対する防御効果が示されることを発見しました。 論文)https://www.keio.ac.jp…