2大会ぶりの欧州制覇を目指すポルトガルとEURO2000以来の本大会出場にして初の決勝トーナメント進出を果たしたスロベニアの一戦は、ポゼッションで優位に立つポルトガルと堅守でしのぎ、カウンターを狙うスロベニアという図式。ポルトガルはヴィティーニャやカンセロが起点となり、スロベニアを押し込み続けるが、強固な守備ブロックを崩せない。スロベニアは守っているばかりでなく、カウンターからシェシュコが何度か決定機を迎えるも決めきれない。このままスコアレスドローで試合は延長戦に突入。一進一退の攻防が続くなかで迎えた103分、ボックス内で仕掛けたジョッタが相手DFに倒されポルトガルがPKを獲得。キッカーはもち…