この夏からお目見えした新刊雑誌『地平』の最新号に、日本で暮らすイスラエルの退役軍人ダニー・ネフセタイさんのインタビュー記事があります。表題は、「なぜイスラエルは戦争をやめないのか」ですが、現状では「戦争」というよりは「虐殺」ですし、もし立場が逆であれば、ユダヤ人にとっては「ホロコースト」という名の「悪夢」でしょう。今日はこの記事の一部を紹介します。 まず、「なぜ、イスラエルは戦争をやめようとしないのか、なぜ、対話や交渉に背を向けるのでしょうか」と問われたダニーさんは、2つの理由を挙げています。 一番単純な理由は、いま、イスラエル国内ではネタニヤフ首相の汚職をめぐる裁判が途中であるということです…