19世紀は百花繚乱であったと言える。ベートーベンの影響は大きかったかもしれない。 西洋音楽史第11回。 - F-nameのブログ -----講義録始め----- 第11回の講義では、19世紀のクラシック音楽について論じられています。19世紀はクラシック音楽の黄金時代とも言え、魅力的な作曲家を数多く輩出しました。しかし、それが仇となり、「木を見て森を見ず」のような状況に陥ることもありました。作曲家それぞれが個性を追求した結果、一見すると共通性がないかのように見えたのです。 バッハやモーツアルトのように、一定の型を踏襲して作曲する時代から、19世紀は「決定的な個性」を求める時代へと移行しました。そ…