4月9日は「大仏の日」です。 天平勝宝4(752)年のこの日、 奈良の「東大寺」で 大仏の「開眼供養会」(かいげんくようえ) が 行われたことから制定された日です。 東大寺の本尊であり、国宝に指定されている 「奈良の大仏さん」の正式名称は 「盧舎那仏坐像」(るしゃなぶつざぞう) と言います。 因みに「大仏」とは一般的に、 立像で高さが一丈六尺(約4.85m)以上ある 仏像を指すそうです。 「東大寺」は、元々、聖武天皇が 皇太子で生後1年足らずで夭折した 基親王 (もといしんのう) の供養のために 建立した「金鍾山寺」(きんしょうさんじ) でした。 天平13(741)年、聖武天皇が 「国分寺建立…