クーデターって、独特のゾクゾクする緊張感がありますよね。 日本を舞台にしたクーデターを扱った映画がありました。 それが「皇帝のいない八月」(1978)。 日本映画の中でもとりわけ強く印象に残っています。 最初に見たのはTV。 偶然後半を見たんですが、インパクト大でした。 その後、レンタルビデオで全編通して見た時は、昭和のベタな感じが気になって70点ぐらいの印象でした。 そして今回、改めて見たんですが、びっくりするぐらい面白かったです。 きっと今の日本では、こんな過激な政治スリラーは作れないでしょうね。 まさに昭和の徒花。 今は埋もれてしまって、知っている人も少なそうです。 そんな映画をレビュー…