ヒップホップ・ユニットFNCYの一員、シンガー・ソングライター/ビート・メイカーのG.RINAです。連載第2回は、自分でミックスをするときの音の整理や空間作りについて書きたいと思います。 解説:G.RINA|第2回 EQ処理で耳に痛い部分を削りウッド・ベース特有の響きを得る 最終ミックスを自分でする場合もそうでない場合も、着地したい音像が見えているとトラック制作作業そのものに迷いが少なくなります。ということで、今回はAbleton Liveを使ってミックスや音の配置をしていくときに、私がよく使っている機能をご紹介します。 まずは、初回に続き再び登場のLiveのEQ機能。実はまだまだ引き出しがあ…