アーティスト、DJ、プロデューサー、リミキサー。 電気グルーヴの元メンバー(1999年に脱退)。愛称は「まりん」。 石野卓球の楽曲がGerman Technoに影響を受けたダンサブルなものが多いのに対し、砂原良徳の場合はラウンジ的な曲を多く発表していたが、ソロになって以降はKRAFTWERKやYMO*1に影響を受けたシンプルなエレクトロ路線を突き進んでいる。
*1:1993年、カルトQ「YMO」の回でカルトキング
出典:YouTube 1990年代から日本のエレクトロニック・ミュージックシーンを牽引してきた砂原良徳は、電気グルーヴでの活動と並行して、ソロアーティストとして一貫してテクノ、アンビエント、ミニマルといったジャンルを探求してきました。 彼の作品群は、電気的な冷徹さと、日本人特有の繊細な叙情性を融合させた独特のサウンドデザインが特徴です。特に空港や宇宙といったテーマを扱うことで、聴き手を日常の喧騒から切り離し、広大な音の風景へと誘うコンセプトワークは秀逸です。
電気グルーヴが約30年ぶりの全席指定ホール・ツアー『ツアー“the”席指定』を、吉田サトシとともに、初期メンバーである“まりん”こと砂原良徳をサポートに迎えて走らせた。名古屋→仙台→三島→大阪→福岡→東京の各地を巡り、電気グルーヴのこれまでを今の空気=サウンドで味わい直す時間になった。 この記事は、6月27日の立川ステージガーデンで開催された東京公演2日目の様子を、当日を無心で楽しみ、急遽5日前にライブレポを書くことが決まった筆者が、必死に記憶を掘り起こして書いたものだ。情報の抜けは、ぜひサンレコのXまでリプライを。 また公演前に、電気グルーヴのお二方と砂原良徳にインタビューを行ったので、一部…
P-MODELアルファ時代の名作を砂原良徳がリマスター! 1979年にシーンに登場したP-MODELは、デビュー直後こそテクノポップなサウンドが特徴だったが、その後よりダークでディープなサウンドへと突き進んでいく。そんな彼らが1985年と1986年にアルファ・レコードのレーベル“EDGE”から発表したアルバムが『KARKADOR』そして『ONE PATTERN』である。前者は平沢進(vo、g)のほか、後に有頂天に加入することになる三浦俊一(k)、元アレルギーの荒木康弘(ds)、そして4-Dやアフター・ディナーで活躍し本誌で今も健筆を奮う横川理彦(b、vln、vo)の4人から成り、バンド史上最も…
P-MODELアルファ時代の名作を 砂原良徳がリマスター! 1979年にシーンに登場したP-MODELは、デビュー直後こそテクノポップなサウンドが特徴だったが、その後よりダークでディープなサウンドへと突き進んでいく。そんな彼らが1985年と1986年にアルファ・レコードのレーベル“EDGE”から発表したアルバムが『KARKADOR』そして『ONE PATTERN』である。前者は平沢進(vo、g)のほか、後に有頂天に加入することになる三浦俊一(k)、元アレルギーの荒木康弘(ds)、そして4-Dやアフター・ディナーで活躍し本誌で今も健筆を奮う横川理彦(b、vln、vo)の4人から成り、バンド史上最…
1990年代~2000年代に活躍した伝説的エレクトロニック・ボディ・バンド、SOFT BALLET。彼らのデビュー30周年となった2019年、サウンド&レコーディング・マガジンは代表曲「BODY TO BODY」のリミックス企画を実施した。その後は長らくレア化していたこの音源だが、このたび『BODY TO BODY 30th Anniversary Remixes』として待望の配信スタート。このリミックス企画に参加したクリエイターの一人、砂原良徳へのメール・インタビュー記事(2019年当時)を再掲載するので、実際のリミックスを聴きながらお楽しみいただきたい。 Text:Kentaro Shin…
音楽が多様化し若い人が柔軟に聴いてくれるので シンセを全面に押し出した音楽をやってみようと思いました。 2024年に還暦&デビュー35周年を迎えることになったが、ニュー・アルバム『Modern Vintage Future』をリリースした。ギターを弾きながら歌うシンガー・ソングライターとしてのイメージが強かった彼だが、本作は全編シンセをフィーチャーしたエレクトロな作品で彩られていることに驚く。コロナ禍により自身の原点である宅録に立ち返って作られたとのことで、随所にYMOを想起させるサウンドが散りばめられているのも特徴。高橋幸宏に見いだされ、坂本龍一の海外ツアーにギタリストとして参加することでキ…
◆ HEART (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel (1998/2022 96/24) 通勤の復路に。本日は出社すると同時に、夜に開催されるという新年会に誘われるものの、いかんせん体調がまだまだ外酒飲みには耐えられそうもなかったのでやんわりとお断りをする。この職場にやってきて飲みのお誘いを断るのは初めてのこと。それほどまでに年末年始の不調がまだまだ続いているということですな。そんなこんなの複雑な気分を若干抱え、降りだした雨の中をL'Arc~en~Cielで帰宅。◆ gaining through losing / 平井堅 (2001 44.1/16)帰宅して少量…
音による心のデフラグメンテーションを試みる。凹凸が過ぎる精神に音を流し込み、パズルゲームのようにピタッとはめ込んでは、それら不要になったピースを次々と消し去っていく。心のモニタを眺めているかのごとく感覚で。
2006年作品。砂原良徳による2024年最新リマスタ。この作品が持つ独自の冷たい暖かさに対し、音の粒立ちに磨きをかけるかのようなリマスタが施されているために、音色が持つ温度の落差がさらに際立って現れている。退屈に陥る数歩手前の無機質さと、温度を極限までに削ぎ落としたサウンドメイキングが肝だと思っている作品なので、それらが最新式として生まれ変わったかのごとく本リマスタは諸手を挙げて歓迎するものであります。砂原良徳によるリマスタは、音のチョイスが厳密に行われているかのようなこの手のサウンドに本当に強いですな。強固な客観性を持って、しかしながら深く介入するかのごとくメスを入れていく。縫合をした後に残…
石野卓球を知ってから、逆流するかのように電気グルーヴ(以下電気)のアルバムも掘るようになった。そんな中見つけたのが、電気とスチャダラパーのコラボである「Twilight」だ。 PVの意味はさっぱりわからない(誉め言葉) なんとまあキラキラした曲だろう。イントロのアコギとアナログシンセのバッキングに、TR-808のタムっぽい音や宇宙っぽFXが入り、この曲は始まる。 ラップはスチャダラのBOSEとANIが担当しているんだけど、トラックが完全に電気寄りなのよね。調べたら編曲は砂原良徳みたい。 サビはまた一段と華やかで、卓球の張りのある高い声にストリングスが混ざる。同じくTR-808のオープンハイハッ…