アーティスト、DJ、プロデューサー、リミキサー。 電気グルーヴの元メンバー(1999年に脱退)。愛称は「まりん」。 石野卓球の楽曲がGerman Technoに影響を受けたダンサブルなものが多いのに対し、砂原良徳の場合はラウンジ的な曲を多く発表していたが、ソロになって以降はKRAFTWERKやYMO*1に影響を受けたシンプルなエレクトロ路線を突き進んでいる。
*1:1993年、カルトQ「YMO」の回でカルトキング
1990年代~2000年代に活躍した伝説的エレクトロニック・ボディ・バンド、SOFT BALLET。彼らのデビュー30周年となった2019年、サウンド&レコーディング・マガジンは代表曲「BODY TO BODY」のリミックス企画を実施した。その後は長らくレア化していたこの音源だが、このたび『BODY TO BODY 30th Anniversary Remixes』として待望の配信スタート。このリミックス企画に参加したクリエイターの一人、砂原良徳へのメール・インタビュー記事(2019年当時)を再掲載するので、実際のリミックスを聴きながらお楽しみいただきたい。 Text:Kentaro Shin…
音楽が多様化し若い人が柔軟に聴いてくれるので シンセを全面に押し出した音楽をやってみようと思いました。 2024年に還暦&デビュー35周年を迎えることになったが、ニュー・アルバム『Modern Vintage Future』をリリースした。ギターを弾きながら歌うシンガー・ソングライターとしてのイメージが強かった彼だが、本作は全編シンセをフィーチャーしたエレクトロな作品で彩られていることに驚く。コロナ禍により自身の原点である宅録に立ち返って作られたとのことで、随所にYMOを想起させるサウンドが散りばめられているのも特徴。高橋幸宏に見いだされ、坂本龍一の海外ツアーにギタリストとして参加することでキ…
◆ HEART (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel (1998/2022 96/24) 通勤の復路に。本日は出社すると同時に、夜に開催されるという新年会に誘われるものの、いかんせん体調がまだまだ外酒飲みには耐えられそうもなかったのでやんわりとお断りをする。この職場にやってきて飲みのお誘いを断るのは初めてのこと。それほどまでに年末年始の不調がまだまだ続いているということですな。そんなこんなの複雑な気分を若干抱え、降りだした雨の中をL'Arc~en~Cielで帰宅。◆ gaining through losing / 平井堅 (2001 44.1/16)帰宅して少量…
音による心のデフラグメンテーションを試みる。凹凸が過ぎる精神に音を流し込み、パズルゲームのようにピタッとはめ込んでは、それら不要になったピースを次々と消し去っていく。心のモニタを眺めているかのごとく感覚で。
2006年作品。砂原良徳による2024年最新リマスタ。この作品が持つ独自の冷たい暖かさに対し、音の粒立ちに磨きをかけるかのようなリマスタが施されているために、音色が持つ温度の落差がさらに際立って現れている。退屈に陥る数歩手前の無機質さと、温度を極限までに削ぎ落としたサウンドメイキングが肝だと思っている作品なので、それらが最新式として生まれ変わったかのごとく本リマスタは諸手を挙げて歓迎するものであります。砂原良徳によるリマスタは、音のチョイスが厳密に行われているかのようなこの手のサウンドに本当に強いですな。強固な客観性を持って、しかしながら深く介入するかのごとくメスを入れていく。縫合をした後に残…
石野卓球を知ってから、逆流するかのように電気グルーヴ(以下電気)のアルバムも掘るようになった。そんな中見つけたのが、電気とスチャダラパーのコラボである「Twilight」だ。 PVの意味はさっぱりわからない(誉め言葉) なんとまあキラキラした曲だろう。イントロのアコギとアナログシンセのバッキングに、TR-808のタムっぽい音や宇宙っぽFXが入り、この曲は始まる。 ラップはスチャダラのBOSEとANIが担当しているんだけど、トラックが完全に電気寄りなのよね。調べたら編曲は砂原良徳みたい。 サビはまた一段と華やかで、卓球の張りのある高い声にストリングスが混ざる。同じくTR-808のオープンハイハッ…
高橋幸宏からの流れで砂原良徳のこれを。2011年、東日本大震災の直後に氏の別の作品を聴きながら「静謐の棺」と称したのだけれども、昨日の大地震の後にこれを聴くと、やはり同じ単語が頭の中を支配するのだ。ざわざわとした不安感に実のところは心を支配されているのだと自覚することによって、逆説的にそれらを押し流すための自浄作用を働かせようとしているのかもしれない。
楽器の音色がマスターの音圧アップを阻む場合もある。そういうバグはアレンジの段階でつぶしておくんです 砂原良徳(syn、prog/写真右から2番目)、LEO今井(vo、prog/写真左から2番目)、白根賢一(ds、vo、prog/写真右)、永井聖一(g、vo、prog/写真左)の4ピース・バンド=TESTSET(テストセット)。2022年のEP『EP1 TSTST』を経て、この7月にリリースされたフル・アルバム『1STST』(ファーストセット)は、80'sのエレクトロ・ファンクをモダナイズしたような作風。弾むような低域のグルーブとツヤのある高域は、バンド・サウンドを超えて現行ハウス/テクノなども…
KORGは、Dolby Atmosコンテンツの再⽣に対応したAndroidアプリ「Live Extreme Experience for Android」(無償)をリリースした。 インターネット動画配信システムLive Extremeは、Webブラウザー上でハイレゾ/ロスレスやマルチチャンネルの⾼⾳質再⽣が楽しめることが⼤きな特⻑となっているが、Google Chromeの制限により、AndroidではWebブラウザーでDolby Atmosコンテンツを再⽣することができなかった。 Live Extreme Experience for Androidは、 AndroidデバイスでLive E…
皆さん、こんにちは。 会社のルールでリフレッシュ休暇を9日間取得しなければなりません。家族で出かけることもなく、DIYで壁を塗って、サウナ行って、マッサージ行って、爆睡して、あと何やろうかな。自由な時間がまとまってできると嬉しいのですが、何をやっていいのか悩みますね。 【砂原良徳】YMOの影響を強く受けたサウンドプロデューサー 【砂原良徳】YMOの影響を強く受けたサウンドプロデューサー アーティスト概要 リコメンド 代表的なアルバム 代表的なシングル エピソード 和食器のお店~13-Tableware LOVEBEAT Ki/oon Records Inc. Amazon オススメ度;★★★★…