1989年から1994年にかけて生産された第二世代日産・スカイラインGT-Rの車輌形式。
「B」はRB26DETTエンジン、「N」はATTESA E-TSとスーパーHICAS、「R」はスカイラインを意味する。
ケンメリ(KPGC110)以来16年ぶりのGT-R復活という話題性もそうだが、最も特徴的だったのが600馬力以上のチューニングにも耐えうるRB26DETTエンジン、FRをベースとしつつも高度な電子制御によって前輪駆動力を配分できるATTESA E-TS4輪駆動システム、世界初の後輪アクティブステア機構(4WS)であるHICASを更に進化させたスーパーHICASなど、当時の最先端技術を惜しむ事無く注ぎ込まれたスポーツカーであった点が挙げられる。
以後、グループAレースでの29連勝などの数々の伝説を残し、登場から20年以上たった現在においても人気の衰えない車種となっている。
その潜在能力の高さゆえ、当時考えられなかったほどのありとあらゆる過激なチューニングにも対応できたため、国産車チューニング文化の草分け的存在としても数々の伝説を残すに至っている。
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