近距離無線規格である「Bluetooth」の低消費電力規格。Bluetooth Low Energy。 コイン電池やボタン電池、環境発電などを使用し、非常に少ない電力で駆動する。 2010年7月に発表した「Bluetooth 4.0」から実装。カシオの腕時計「G-SHOCK」などにも搭載されている。
Bluetooth Low Energy: The Developer's Handbook
[カシオ] 腕時計 ジーショック スマートフォンリンクモデル GB-5600B-1JF ブラック
前回の記事の続きで、今度はスマートフォン側でプラレールの速度制御ができるアプリを作っていきます。 以前AE-TYBLE16のBLE接続用にAndroidのUnityプラグインを作成しましたが、普段使いがiPhoneなので今度はiPhone用のプラグインも書いてアプリに組み込んでみます。 Objective-C側の処理はこちらのサイトを参考にさせていただきました。 Core Bluetooth with Swift (ObjCのおまけ付き) - Qiita 開発環境 Mac Book 12.1 Unity 2020.3.24f1 Xcode 13.2.1 iPhone8 14.8.1 各種環境を…
前回の記事では、新メカ構造のプラレールを単三電池1本でBLE制御により動作することを確認しました。 今度はブレッドボード上の回路を基板にはんだづけして、車両内に全ての部品を収めてみようと思います。 回路とコードは今回も変更ありません。 車体改造 ダイオードはモーターに直接接続し、モーターのプラス側とマイナス側、切り離し済みの電池のマイナス側にそれぞれリード線を取り付けます。 各リード線の反対側には基板と接続するためのピンソケットを取り付けます。 モーター部分のカバーからピンソケットが見えるようにピンバイスを使って穴を開けます。 基板組み込み 基板部分は車両内部に収まるように小型に整える必要があ…
前回の記事で乾電池1本でBLE通信とモーターの制御ができるようになりました。 いよいよプラレール本体に乗せて動かしてみたいと思います。 過去に試したArduinoでプラレールをうごかしてみる(ESP32版)はこちら 回路とコードは前回のまま変更はありません。 プラレール選定 左が新メカで右が旧メカ プラレールの動力部分は2014年ごろから新メカに移行したようで、前輪付近にモーターを配置した単三電池1本の動力になっています。 旧メカは前輪部分の空間が広いので、単4電池2本が入ったり、基板も色々詰め込むことができそうです。 一方新メカはスペースが限られていますが、動力部分がはんだ付けされていないの…
前回の記事で乾電池駆動の回路ができたので基板実装を試したのですが、配線が複雑で時間がかかってしまい、はんだごての酸化もあってAE-TYBLE16とATTiny85を破損させてしまいました。 メンテナンスを試したもののはんだのノリがあまり良くならなかったため、急遽新しいはんだごてを注文しています。 先に乾電池1本化に挑戦するために購入したMOSFETが届いたので、回路の簡略化のためにも乗り換えをしてみようと思います。 開発環境 Mac Book (10.13.6) Arduino IDE (1.8.13) 機材一覧 ATTiny85 太陽誘電 小型BLEモジュール基板 (AE-TYBLE16) …
前回の記事でようやくBLEモジュールのAE-TYBLE16経由で、DCモーターを制御できるようになりました。 今回は電源供給を乾電池のみに切り替えて、動作するように変更してみたいと思います。 プログラムは前回のままで、回路のみ変更になります。 機材一覧 ATTiny85 太陽誘電 小型BLEモジュール基板 (AE-TYBLE16) TC78H653FTGモータドライバモジュール DCモーター 3.3V出力昇圧DCDCコンバーター その他 ブレッドボード、ジャンパワイヤ、電池ボックスなど 回路作成 乾電池2本から昇圧コンバータを使って3.3Vに昇圧して供給するように変更しています。 動作テスト …
前回の記事でATTiny85の周波数を校正したことで、アプリから受信した値をBLEモジュールのAE-TYBLE16とのシリアル通信によって正しく取得できるようになりました。 今回はその受信した値を使って、モータードライバのTC78H653FTGを制御し、実際にDCモーターを動かしてみようと思います。 開発環境 Mac Book (10.13.6) Arduino IDE (1.8.13) 機材一覧 ATTiny85 太陽誘電 小型BLEモジュール基板 (AE-TYBLE16) TC78H653FTGモータドライバモジュール DCモーター ESP-WROOM-32D開発ボード ※3.3V電源とし…
前回の記事はATTiny85とAE-TYBLE16を使ってシリアル通信を試してみました。 通信はできたものの、時々データが破損して文字化けする問題がありました。 調べて見たところ周波数の校正をすることで改善できるようなので、試してみたいと思います。 環境と回路は前回の記事のままなので省略します。 校正値確認 ATTiny85は内蔵されるRC発振器によって8MHzとかの周波数を発生させているようです。 このRC発振器というのは温度によって、ATTiny85では10%まで誤差が生じるとのことで、OSCCALという校正用レジスタを調整することである程度調整が可能になるみたいです。 出荷時に予め校正値…
これまでの検証でBLEモジュールのAE-TYBLE16の使い方がわかってきたので、次はATTiny85をArduinoとしてAE-TYBLE16とのシリアル通信を試してみようと思います。 ATTiny85への書き込みは以前の記事に書いたのと同じです。 開発環境 Mac Book (10.13.6) Arduino IDE (1.8.13) 機材一覧 AVRライター ATTiny85 太陽誘電 小型BLEモジュール基板 (AE-TYBLE16) ESP-WROOM-32D開発ボード ※3.3V電源として その他 ブレッドボード、ジャンパワイヤなど ブートローダ書き込み ATTiny85は初期設定…
以前の記事でAE-TYBLE16をArduinoのBLEモジュールとして使ってみましたが、このままでは複数個設置した時に判別がつかないのと、一定時間で検出ができなくなってしまうため、デバイス名とタイムアウト時間を変更したいと思います。 それぞれの変更方法は太陽誘電から公開されている以下のデータレポートから確認できます。 データレポート 回路 回路は以前の記事と同じになります。 テストコード シリアルモニタからの入力で直接コマンドを叩けるように、 AE-TYBLE16から返ってくる結果をシリアルモニタで確認できるようにしています。 // ESP32のRX2,TX2を使用. HardwareSer…
前回の記事ではESP32とAE-TYBLE16を繋いで、Androidのデバッグアプリから接続を試してみました。 前回の記事を書いたあとに、こちらの有料Assetを使ったアプリで接続を試してみたんですが、どうしても接続できず、仕方なくUnity用のAndroidのプラグインを1から作成してみました。 Android側の処理は以下のサイトを参考にしています。 https://blog.fenrir-inc.com/jp/2013/10/bluetooth-le-android.html 開発環境 Mac Book (10.13.6) Unity 2019.4.6f1 Androidプラグイン A…
TinyGo 0.30 がリリースされました。 github.com ということで TinyGo 0.30 で遊べるマイコンボード一覧を作成しました。 オフィシャルの一覧に、マイコンやクロックなどの情報を足しています。 前に作った 0.29 時点のもの から 1 ボードが増えて合計 102 ボードになりました。 0.30 の (自分の興味を中心とした) 変更点のサマリは以下です。 reflect package の互換性改善 WASI/WASM のデフォルト stack size を 16KB から 32KB に拡大 マイコン関連 Adafruit Gemma M0 対応を追加 PyBadge…
TinyGo 0.29 がリリースされました。 github.com ということで TinyGo 0.29 で遊べるマイコンボード一覧を作成しました。 オフィシャルの一覧に、マイコンやクロックなどの情報を足しています。 前に作った 0.28 時点のもの から 1 ボードが増えて合計 101 ボードになりました。 0.29 の (自分の興味を中心とした) 変更点のサマリは以下です。 Go 1.21 support max / min / clear サポート GOOS=wasip1 を用いた Go build-in WASI support の追加 reflect package の互換性改善 …
前回<ワイヤレストランスミッターWLA-NS7を試す - treedown’s Report>の成功で、過去に質問されたことを思い出したのでご報告です。Bluetoothオーディオを複数同時出力できないか?という内容です。
ここ最近のワイヤレスイヤホン市場は低価格でも高音質が当たり前になってきています。 前回ご紹介させて頂いた「Tranya T6」もお手頃な価格ながら高級感と高音質で満足度の高いワイヤレスイヤホンでした。 www.mdworksblog.com Tranya様よりTranya最高峰の最新モデル「Tranya Nova」をご提供頂きじっくり堪能致しましたので良い点・気になる点などレビュー致します。 公式サイト:https://bit.ly/3KIGqFI公式Twitter:https://twitter.com/tranya_japan この記事をご覧いただいた方に20%OFFの割引コードを8月末ま…
理論値は無線のほうが速い。 Fire TV Stick 4K Maxを買った スタンドも買った 有線LANで使う 前モデルとの違い AV1再生支援は使われるのか その他したこと K580とペアリングした Tetrisで遊んだ Fire TVリモコンを追加した IP固定してDNS設定した ヒートシンクつけた 気になったこと シャットダウンできない 映像出力が止まらない Type-Cではない その他 2018年モデルから買い換えるべきか Fire TV Stick 4K Maxを買った 見出しの通り、Fire TV Stick 4K Maxを買いました。Fire TV Stick 4Kも持ってます…
Pixel 7aのビルド番号は TQ3A.230605.012 更新サイズは589MB - Pixel 7a アップデートの内容 - 2023 年 6 月のソフトウェア アップデートには、新機能のほか、複数のカテゴリ(デバイスの安定性、接続、パフォーマンスなど)のバグ修正や改善がいくつか含まれています。主な改善点は次のとおりです。 音声 特定のアプリを使って VoIP 通話を行っているときに音声が聞こえにくくなることがある現象を修正 スマートフォンと、ペア設定したデバイスとの間で、通話の音声が伝送されなくなることがある現象を修正 バッテリーと充電 特定の状況での充電、バッテリー使用量、温度のパ…
TinyGo 0.28 がリリースされました。 ※少しマイナーな問題を修正した TinyGo 0.28.1 がリリースされました github.com ということで TinyGo 0.28 で遊べるマイコンボード一覧を作成しました。 オフィシャルの一覧に、マイコンやクロックなどの情報を足しています。 前に作った 0.27 時点のもの から 1 ボードが増えて合計 100 ボードになりました。 0.28 の (自分の興味を中心とした) 変更点のサマリは以下です。 reflect package の互換性改善 encoding/json がほぼ動くようになった マイコン関連 マイコン搭載の Fla…