「超写実絵画と超絶技巧」とのサブタイトル。 {写実絵画}のみならず{工芸}も、三十人強の作品が並ぶ。 基本、販売会ではあるものの、こうした大掛かりの作品展が開催されるのは随分と久しぶりとの記憶。 絵画では『石黒賢一郎』『塩谷亮』『磯江毅』といったお馴染みのところ。 『塩谷亮』の作品は53×33㎝の、さほど大きくはない女性像、且つ値段は275万円。それでも抽選販売なのだから、ニーズは相当のものなのだろう。 「松濤美術館」では『須田悦弘』の作品展が開催されているが、ここでも数点が、やはり人目を忍ぶように思いがけぬ場所に置かれている。展示の仕方も倣ったのだろうか(笑)。作品のタイトルは〔雑草〕だもの…