1905年創刊の『婦人画報』を源流とし、1世紀以上にわたり日本のライフスタイルやファッションを牽引してきた株式会社ハースト婦人画報社。同社の第36期(2024年12月31日現在)の決算公告が、2025年4月1日付の官報に掲載されました。そこには、従来の出版社の枠組みを大きく超え、デジタル、Eコマース、ソリューション事業で力強く成長する現代メディア企業の姿が明確に映し出されていました。本記事では、この決算内容を読み解き、同社の成功の要因と今後の展望を考察します。 20241231_36_ハースト婦人画報社決算 第36期 決算ハイライト資産合計: 7,009百万円 (約70.1億円)負債合計: 3…