ダンスミュージックのひとつ。元々はヨーロッパ(主にイタリア)のディスコ曲の総称。
avex traxが、これらの曲を集めたコンピレーションアルバム「SUPER EUROBEAT」シリーズを1990年から定期的にリリースして、累計1500万枚以上の売り上げを記録する。
決まった振り付けを曲にあわせて踊る「パラパラ」はブームとなり、社会現象に。
安室奈美恵「TRY ME」やMAX「SEVENTIES」などのヒット曲は、このカバーであり“J-EURO”と呼ばれる。
Eurobeatは今なお日本では人気があるが、世界的に見れば1980年代後半でブームが終了している。日本では丁度その頃に第一次ディスコブーム。当時はHI-NRG(ハイエナジー)と呼ばれた。
1994年から1995年に第二次ユーロビートブーム。1994年にavexが「avex rave'94」を開催。東京ドームを巨大なディスコ空間にしたイベントは50,000人を動員して話題に。同年、六本木にvelfarreがオープン。
1999年には第三次ユーロビートブーム*1。「EUROBEATといえばパラパラ」というイメージが定着した。
その後、2010年代になりボーカロイドが注目を集め始めると、それらを使ったsamfreeによるSAMナイトシリーズが一部で人気が出始める。
*1:フジテレビ系『SMAP×SMAP』のコントで、木村拓哉がバッキー木村というキャラクターを演じ、NIKOのNIGHT OF FIREに合わせてパラパラを踊ったのがブームのきっかけ。