三代目RX-7。1991年デビュー。通称FD。
排ガス規制や燃費などの問題で、2002年に絶版。
3ナンバーボディとなった三代目は、サバンナの名称がはずされ、販売チャンネルにちなんで「アンフィニRX-7」と名乗った(後、単なる「RX-7」に)
ダブルウイッシュボーンサスペンションなどで走りの性能を高めたシャシーは、シーケンシャルツインターボで再大出力を255馬力にアップ(最終的には自主規制枠の280馬力に到達)した13B-REW型ロータリーエンジンが搭載されている。
8000回転までストレスなく駆け上がるロータリーエンジンの、高回転域の伸びや発進加速性能を活かすため、高いシャシー剛性やハンドリング性能を持ち、サーキットなどでの限界域での性能はもちろん、公道での扱いやすさを高次元で兼ね備えている。
日本車としては珍しく、11年間生産され、熟成が続けられた。
91年登場の1型から、00年に登場した最終6型までの6つのモデルが存在する。
98年登場の5型以降、エンジンの最高出力は206kW(280PS)/6500rpm、最大トルク314N・m(32.0kg-m)/5000rpmのハイパフォーマンスを実現している。
初期型ではピーキーで扱いにくかった足周りの熟成など、目に見えない部分も後期型になればなるほど改良が進んでいる。
→RX-7