守田です(20260521 07:00) 明日に向けて(2594) ● 高速増殖炉の破綻をプルサーマルで代替することの無理 〇 そもそもプルサーマル用燃料の製造は構造的矛盾を宿命づけられていた このように、メロックス工場は「扱いにくい乾式粉末」という課題に今なお苦しみ続けているわけですが、問題の深層をさらに掘り下げていくと、そもそも「プルサーマル」という政策自体が抱える構造的な矛盾が見えてきます。 本来、フランスをはじめとする核燃料サイクルの基本路線は、プルトニウムを効率よく増殖させて燃やす「高速増殖炉」が本命でした。しかし、高速炉の冷却材である「液体ナトリウム」の技術的ハードルは非常に高く、…