クラブカルチャーの発展と共に進化し続けてきたエレクトロニック・ミュージック。その中で、テクノやハウスにシンフォニックな美しさを持ち込み、"ダンス"と"アート"の橋を架けてきたアーティストがErik Prydzです。2016年にリリースされた初のフルアルバム『Opus』は、彼の10年以上にわたる音楽的旅路の結晶であり、単なるダンスアルバムにとどまらない芸術作品です。2時間を超えるボリュームにもかかわらず、その流れには一貫した美しさと秩序があり、最後まで息を飲むような展開が続きます。 アーティストについて アルバムの特徴 アルバムの個性 全曲レビュー 1. Liam 2. Black Dyce 3…