Quantum GIS (略称 QGIS) は、Linux, Unix, Mac OS X, Windows で動作するユーザフレンドリーなオープンソース地理情報システムである。(Quantum GIS (QGIS) is a user friendly Open Source Geographic Information System (GIS) that runs on Linux, Unix, Mac OSX, and Windows. )
Overview 概要 Check version compatibility バージョンの対応関係を確認 Download QGIS Download OTB Introducing OTB into QGIS OTBをQGISに導入する Texture analysis using OTB OTBを用いてテクスチャ解析をする Multiple images can be analyzed at once in batch processingバッチ処理で複数の画像を一括で解析できる Overview 概要 Texture analysis, which can quantify the t…
はじめに gdal.org GDAL/OGRがGTFSをサポートした。2023年5月リリース予定のv3.7から利用できるようになる。 リポジトリのupstreamには既にコードが反映されているので、どんな挙動か試してみる。 なお使ったのはおなじみ拓殖バスさんのGTFSデータ。 www.takubus.com ogrinfo apps/ogrinfo GTFS_regular_line.zip INFO: Open of `GTFS_regular_line.zip' using driver `GTFS' successful. 1: agency (None) 2: calendar (No…
以前から個人の趣味で作成していた芳賀・宇都宮LRTのGTFSデータの作成を少し進めました。 練習も兼ねているのでQGISとOSMを使用し専用ツールを使用することなくちまちま手作業で作っていました。 以前はstops及びshapesのデータしか作成していなかったのですが、 その他にも情報を追加したおかげで、QGISプラグインGTFS-GOでも描写されることが確認できました。 なお開通前のものなため、入力している情報はダミーがほとんどです。 github.com
はじめに qiita.com 上記記事では、PostGIS-backendなタイルサーバー実装比較し利用している。 いろいろ書いているが、結局のところそれらがやっていることはPostGISへのSQL実行である(ST_AsMVT)。正確にいうと、データベースのテーブルをチェックして、ジオメトリ型を含むかどうか…といったユーティリティ的な仕組みが内蔵されていて、これ自体はかなり便利である。テーブルが増減しない場合、それらのサーバーを用いるのが最も簡単・便利であろう。しかしテーブルが増減する場合は、現状それらは再起動が必要だったり、運用上厳しい面がある。 ここで、たとえば手前にWebAPIを挟んでそ…
G空間情報センターで入手できる登記所備付地図のうち、任意座標となっていてそのままでは利用困難なデータをジオリファレンスして遊んだ記録です。 使用したのははmojxml2geojson及びQGISになります。 いつからなのか分かりませんがQGIS標準のジオリファレンサ機能がベクタデータにも対応していたためやってみました。 qiita.com
概要 登記所備付地図をGeoPackageにしてQGISで読み込む 変換はpython(mojxml2geojson, geopandas)を使用する 参考 法務省登記所備付地図データ(G空間情報センター) https://front.geospatial.jp/houmu-chiseki/ mojxml2geojson(GitHub) https://github.com/JDA-DM/mojxml2geojson 配布されているxmlをgeojsonに変換するPythonライブラリ。 デジタル庁の仕事っぽい。 法務省地図XMLアダプトプロジェクト https://github.com/am…
とりあえずデモはこちら magn01ia.github.io 作業の流れ 1.G空間情報センターで公開されている登記所備付地図の仙台市太白区をダウンロード。 2.ファイルの中からシェルコマンドで公共座標のxmlファイルのみ抽出。 3.デジタル庁から公開されているmojxml2geojsonでgeojsonに変換。 3.QGISで単一ファイルに結合、FlatGeobufに変換。 ここで複数のgeojsonファイルを結合していますが、QGISで作業するとファイルパスやレイヤーのフィールドができるので注意。 ※オプションで設定を外せばできない。 4.GitHubにアップロード、Pagesで公開。 5…
プロジェクト間レイヤの移動 QGISのレイヤが多くなりそのなかの一部を他のプロジェクトで使いたいというときにそのレイヤを簡単に移動できればありがたい。 Webで探した。 するとこのサイトが見つかった。 hanamigawa2015.blogspot.com この記事では、 QGISのプロジェクトA・Bをそれぞれ別個の画面で開きモニター上に並べて表示させ、 Aプロジェクトのレイヤパネルのレイヤ上で右クリック、 「レイヤのコピー」クリックします。 その後、Bプロジェクトのレイヤパネルに移動して、 右クリック「レイヤ/グループの貼り付け」クリックすると、とあるが以下のように 「レイヤ/グループの貼り…
概要 pyQGISで画像を出力して保存する 参考 PyQGIS 開発者用 Cookbook 地図のレンダリングと印刷 https://docs.qgis.org/3.4/ja/docs/pyqgis_developer_cookbook/composer.html 今回のブログ内容はほぼこれのコピペ PyQGIS: Render (Print/Save) a Layer as an Image https://opensourceoptions.com/blog/pyqgis-render-print-save-a-layer-as-an-image/ 似たような記事。QPainterというも…
明けましておめでとうございます。本年も GIS奮闘記をよろしくお願いいたします。 2022年末に Microsoft が4780万kmを超える道路データ(GeoJSON形式)の公開をアナウンスしました。本年一発目のエントリーではそのデータを可視化してみようと思います。 公開されている道路データについて 深層学習モデルを使ってBing Maps画像(2020年〜2022年に撮影されたMaxarやAirbusの衛星画像含む)の道路を判読して作成したそうです。OpenStreetMapに無いデータも含まれているみたいですね。 可視化する道路データ 2023年1月7日時点では日本の道路データは公開され…
データの概要 「日本域気候予測データ」は、気象庁の公表する「地球温暖化予測情報第 9 巻」と「日本の気候変動 2020」で用いられているデータで、NHRCM05 または NHRCM02 による RCP8.5 シナリオ及び RCP2.6 シナリオに基づく将来予測計算の結果を、気象庁が解析したものです。 「日本域気候予測データ」には、バイアス補正をしていない「モデル格子点データ」と気象庁アメダス観測地点に対応するモデル格子点についてバイアス補正した「観測地点データ」の 2種類があります。 「観測地点データ」は、csv形式で公開されているので、比較的簡単にQGISで表示することができます。では、やっ…
その1から2年近く立ってしまいましたが、GCOM-Cの陸域反射率のファイルを使用して全球タイルマップを作成しました。 COGファイルをソースとしたタイルサーバを作成しました。 全球GeoTIFFファイルをつくる 今回作成したアプリのフロー x,y,zからタイル画像の緯度経度の範囲を導出 STAC catalogから緯度経度の範囲に該当するCOG検索し、そのリストを取得する pystacのインストール COGからstacのメタデータを作成する STAC catalogから緯度経度の範囲に該当するCOG検索し、リストを取得する アプリ実行 参考文献
前回 kiguchi999.hatenablog.com TL;DR エンジニアリングマネージャーになった(=チームリーダー) エンジニアチームの再設計に携わった FOSS4Gのグローバルカンファレンスに参加した PyConJP 2022へ登壇した 単著「位置情報エンジニア養成講座」を出版した MapLibre User Group Japanの設立に関わった 職位の変更:メンバーからエンジニアリングマネージャーへ 所属企業では、2022年度に開発チームを構築、いわゆる職能別チームで、自分は「GISチーム」のリーダーを仰せつかった(ほかにフロントエンド・バックエンドがある)。人数の変動はありつ…
前回までは単一ファイルをホストして表示したので、今回は、複数ファイルをホストしてみます。 複数ファイルをホスト 参考文献
rio-tilerという、COG (Cloud Optimized GeoTiff)をベースとなるファイルとしてタイルサーバをホストするpythonモジュールがあります。 これを利用して、GCOM-C (しきさい)の全球タイルマップを作成してみます。 COGファイルを作成 rio-tilerをインストールする rio-tilerをタイルサーバを起動する QGISで表示してみる 参考文献
2023/03/23に開催された「第140回スクエアfreeセミナー」に呼んでいただき、講演をいたしました。 www.opensquare.co.jp (上のURLで今回(第140回)の情報が見えない場合はこちらで http://www.corcocu.co.jp/news/2023030601/SquareFreeSeminar_stanza140.html) 第140回セミナー: 地図情報が世界を変える1.「『登記所備付地図XMLデータ』に触れてみよう」〜法務省が公開した大規模オープンデータとは一体何なのか〜 講師:坂井 恵 様(OSGeo日本支部(OSGeo.JP) 運営委員 日本MyS…
久々の衛星データ ネタGCOM-CのデータをCloud Optimized Geotiff (以下COG)にして、AWS S3でホストしてみます。 Geotifffファイル作成 COGファイル化 S3から配信する CloudFrontを利用して配信する QGISで読み込む 参考文献
年に5回くらい、QGISを使って、ポリゴンをラインで分割することがあるのですが、毎回ググっているのでメモを残しておきます。 QGIS 3.22.5-Białowieżaの場合、 「プロセッシングツールボックス→ベクタオーバーレイ→線で分割」
QGIS Cloud 登録完了。共有方法を学ぶ。 Googleドライプ利用のファイル共有。 ネット上のデプロイが重いのでまだこれが妥当。 Project Project - Google ドライブ Layer Layer - Google ドライブ GeoJSON(.geojson) GeoJSON(.geojson) - Google ドライブ Geopackage(.gpkg) Geopackage(.gpkg) - Google ドライブ Shapefile(.shp) Shapefile(.shp) - Google ドライブ Google Colaboratory Python ge…
3月4日に開催された「公共交通オープンデータ最前線2023」に、オフライン参加してきました。 https://gtfs2023.peatix.com/ 4年ほど前にご縁があって、いくつかのGTFS関連イベントに参加させていただいていましたが、その後は優先順位の関係で、当時知り合った皆さんが全国を飛び回る精力的な活動をネット越しに片眼で見守るに留まっていました。 久々のオフラインイベントでも自分の行動様式はやはり変わっておらず、かなり早い時間に会場入りしちゃう勢です(笑)。 会場近くの「弥生式土器ゆかりの地」の碑を見学したり、ゆったり時間を使いながら会場に向かったんですけどね。それでも早すぎた。…
AIリサーチャーの松野です。 「リモートセンシング × AI」を掲げるスカイマティクスでは、衛星画像・航空画像・ドローンオルソ画像といった GeoTiff 形式の画像データに対して、セマンティックセグメンテーションを行うことがあります。 セグメンテーションモデルの学習にあたっては教師データを整備する必要がありますが、ラベルデータも地理情報を持っていると便利です。 そこで、ラスタデータを QGIS 上で編集できるプラグイン Serval を紹介します。 github.com インストール QGIS を起動し、「プラグイン」→「プラグインの管理とインストール...」を選択してプラグインマネージャを…
Looker Studio(旧Data Studio)では、BigQueryを使ってGISデータを可視化することができます。本記事では、そのためのセットアップ方法について紹介します。
生きてます。それはおいといて、先日秀和システムの西田さんから献本をいただきました。現場のプロがわかりやすく教える位置情報エンジニア養成講座作者:井口奏大秀和システムAmazonこの本は元々、僕の著書の担当だった西田さんが秀和システムに転職する際に「ネタをよこせ」と言われて、どうせなら若い人に書いてもらうべきだよねとMIERUNEの某氏と画策して最終的に井口さんに白羽の矢が立ったものとなります。僕もちゃっかり紹介者として名前が載ってたりします。まぁ、それはおいといて、とりあえず本を一周読み終わって、全て実装もやってみたので簡単なレビューを。第一章、第二章は位置情報エンジニアのための基礎を一通りお…